韮崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略 平成27年12月 山梨県 韮崎市 ●●目 第1章 次●● 総合戦略の基本事項 1 策定の背景 .................................................................... 2 2 策定の目的 .................................................................... 2 3 総合戦略の位置づけ(総合計画との関係) ........................................ 3 4 計画期間 ...................................................................... 3 5 策定の体制 .................................................................... 4 第2章 総合戦略の方向性 1 まち・ひと・しごとの創生と好循環の確立 ........................................ 6 2 戦賂の目標設定と PDCA の枠組み ................................................. 7 3 戦略推進における5つの視点 .................................................... 9 4 韮崎市におけるまち・ひと・しごと創生の方向性 ................................. 10 5 「戦略チーム韮崎」による潜在力の探究 ......................................... 11 6 戦略の体系図 ................................................................. 12 第3章 総合戦略の展開 基本目標1 仕事するなら「韮崎市」 ............................................... 16 基本目標2 移住するなら「韮崎市」 ............................................... 23 基本目標3 子育てするなら「韮崎市」 ............................................. 27 基本目標4 安心と健やかなら「韮崎市」 ........................................... 34 資料編 1 策定経過について ............................................................. 41 2 韮崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定審議会委員名簿 ....................... 50 第1章 総合戦略の基本事項 1 策定の背景 韮崎市の人口(国勢調査)は、1960(昭和 35)年から 1969(昭和 44)年にかけて転出超過 のため人口は減少していましたが、その後約 10 年間は横ばいで推移し、1981(昭和 56)年か ら 1999(平成 11)年まで連続して増加しました。 以降は自然増加に加え、転入超過に転じた社会増加が拍車をかけ、減少傾向がみられる時期 があったものの、2005(平成 17)年には 1954(昭和 29)年の市制施行以来のピーク(33, 801 人)を迎えました。 しかし、その後は減少に転じる状況となり、現在も減少傾向は継続していることから、韮崎 市の将来に亘る人口のさらなる減少が予測されています。 「韮崎市人ロビジョン」で示したとおり、人口の減少は直接的・間接的に「市民の生活」、 「地域の経済」、「地方の財政」に大きな影響を及ぼします。 そのため、人口減少社会を迎える中で、韮崎市では明確な目的を持ち、人口減少への対策を 打ち出すことで、自然環境と産業が調和した「田園都市」(小林一三 * のイズム)としての将来 的な発展につなげていくことが重要となります。 また、ノーベル医学・生理学賞受賞者の大村智 * 博士は「韮崎の緑豊かな自然環境が人生の志」 であると述べているように、最先端の微生物研究の原点に生まれ育った故郷の環境があること を教えてくれています。 韮崎市では、韮崎市の持つ多彩な環境を活かし、様々な可能性を見出しながら「まち・ひと・ しごと」の創生へと全市民をあげて「チーム韮崎」で取り組み、人口減少という課題に対応し ていくために、「韮崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略」(以下、「本戦略」)を策定しま した。 2 策定の目的 本戦略は長期的に予想される人口減少社会の中で、これまでの人口増加を前提に構築されて きた「物の豊かさ」を優先とする社会の仕組みを変革し、「心の豊かさ」を備えた「本当の豊 かさ」を実感できる社会へ転換し、市民にとって「住みよいまち」「住み続けたいまち」、ま た移住・定住を希望する人にとって「魅力的なまちづくり」を進めるため、「働く世代とその 子どもたちが輝くまちづくり」を基本理念としてめざします。 * 小林一三(1873−1957) 山梨県韮崎市生まれ。阪急電鉄・東宝グループの創始者であった小林一三は、箕面有馬電気軌道(後の阪急電鉄)の沿線開発 にあたり、田園都市構想実践者の先駆けとも言われ、東京の田園調布の開発に寄与したことも判っています。 * 大村智(1935−) 山梨県韮崎市生まれ。平成 27 年 10 月 5 日、寄生虫の特効イベルメクチンを開発しアフリカなどの感染症に大きな治療効果を あげ、多くの人々を救ったことからノーベル医学・生理学賞を受賞しました。 「人のために」を信念として科学のみならず、 芸術においても人を救うことを探究し、実践しています。このため芸術への造詣も深く、市民のために「韮崎大村美術館」を 寄贈するとともに、同美術館の館長も務めています。平成 13 年(2001)10 月韮崎市名誉市民。 2 3 総合戦略の位置づけ(総合計画との関係) 本戦略は、国が定めた「まち・ひと・しごと創生総合戦略」(以下、「国の総合戦略」) を勘案し、地方において実施していくための「地方版総合戦略」に該当します。 また、「第 6 次韮崎市長期総合計画」は市政の最上位計画、まちづくり全般の指針(マス タープラン)に位置づけられており、この後期基本計画 2014∼2018(平成 26∼30)年度に おいて、人口減少と高齢社会に対応するための取り組みとして「産業の振興」「人の還流の 促進」「結婚・出産・育児環境の充実」「安定した生活基盤の充実」である総合戦略をリー ディングプロジェクトに設定しています。 本戦略は、「韮崎市人ロビジョン」に掲げためざすべき将来の方向性を踏まえつつ、「第 6 次韮崎市長期総合計画」に基づくまちづくりを推進する上で韮崎市の重点課題のひとつであ る人口減少への対応と具体的な対策を地域特性や人口動向を勘案して策定するものです。 ■総合戦略の位置づけ ― 韮崎市第6次長期総合計画 「夢と感動のテーマシティにらさき」 美しく、人、地域が輝く未来へのものがたり ― 事業 事業 事業 事業 事業 事業 事業 事業 事業 事業 事業 事業 目的・手段の関係で整理することにより、施策を総覧することができる 4 計画期間 本戦略は、国の総合戦略に則り、2015∼2019(平成 27∼平成 31)年度までの 5 か年を計 画期間としていますが、韮崎市を取り巻く社会経済情勢や市民ニーズの変化、また法律や国 の制度改正などがあった場合には、計画期間中においても必要に応じて見直しを行います。 ■計画期間 2015 年度 2016 年度 2017 年度 2018 年度 2019 年度 戦略への 取り組み 5 か年を計画期間として随時見直しを行い、2019(平成 31)年度を目標年度とします 3 横断的・縦断的な取り組みを行うことができ、 相乗的な効果を発揮できる 施策 施策 施策 施策 施策 目的・手段の関係 政策 政策 政策 施策 総合戦略 横断的・重点的・選択と集中 リーディングプロジェクト 基本計画の体系 5 策定の体制 国の総合戦略の策定及び推進のため、市民、産業界、行政機関、教育機関、金融機関など で構成する「韮崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定審議会」を設置しました。 また、国の総合戦略の4つの基本目標を「重点施策」と位置付け、市民の視点からのまち づくりを推進するため、韮崎市独自のチームとして「戦略チーム韮崎」を設置しました。「戦 略チーム韮崎」は、まちづくりに意欲のある女性の活用や意欲ある経営者などの参加、国の 示す「産・官・学・金・労・言」様々な業界の人材を集結し、チームの構成員としました。 審議会は、市長からの諮問に応じて審議を行います。さらに、「戦略チーム韮崎」より施 策の立案を受け、委員の専門的な知識と経験を活かした助言や提言を行い総合戦略の策定を 行います。 ■韮崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定体制図 韮崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定審議会 韮崎市 諮問 答申 報告 事務局(企画財政課 人口対策担当) 議 会 意見 市民参画 ○原案の検討・取りまとめ ○調査・分析 市民アンケート調査 立案 公表 ○審議会庶務 ○総合戦略に関する調整 パブリックコメント 意見 策定 総合戦略策定チーム「戦略チーム韮崎」 ・ 「基本目標」 チーム 1 チーム 2 チーム 3 チーム 4 「産業」 「雇用」 「移住」 「住宅」 「婚活・結婚」 「地域のつながり」 「出産・子育て」 「安心」 「安全」 連携・勘案 県の総合戦略 国の総合戦略 4 他市町村の総合戦略 第2章 総合戦略の方向性 1 まち・ひと・しごとの創生と好循環の確立 国の総合戦略の基本的な考えとして、東京一極集中の是正と同時に出生率を回復し、雇用 の場をつくり、これからの時代に即したまちの形成と高齢者が暮らしやすいまちづくりの考 え方を踏まえつつ、韮崎市の人口減少に対応するため、「ひと」を中心に「しごと」や「ま ち」を創生するとともに、それらが循環しながら自立的かつ持続的な人口減少対策が推進す ることをめざします。 ■(参考)国の総合戦略の基本的な考え方 (1)人口減少と地域経済縮小の克服 ・本格的な人口減少時代の到来、地方と東京圏の経済格差による人口の一極集中 ・地域経済の縮小により、人口の一極集中と地方人口減少に拍車 ・地方における負のスパイラルの解消、人口減少を克服し地方創生の推進 ① 東京一極集中を是正する。 ② 若い世代の就労・結婚・子育ての希望を実現する。 ③ 地域の特性に即して地域課題を解決する。 (2)まち・ひと・しごとの創生と好循環の確立 ・地域経済の活性化、産業の高付加価値化等による「しごとの創生」 ・地方就労の促進や移住定住促進等による「ひとの創生」 ・安心できる暮らしの確保や都市のコンパクト化、広域連携等による「まちの創生」 6 2 戦賂の目標設定と PDCA の枠組み (1)戦略の目標設定 本戦略では、国の総合戦略を踏まえつつ4つの基本目標を設定し、基本目標ごとに実現す べき成果(数値目標)を設定します。 また、基本目標ごとに講ずる施策の基本方向とその具体的な施策、施策を推進する主な事 業を明らかにするとともに、各施策の効果を客観的に検証できる指標(重要業績評価指標 (KPI:Key Performance Indicator))を設定します。 (2)客観的な効果検証の枠組み 本戦略では、毎年度、施策及び関連事業の進捗を把握するとともに、基本目標の成果(数 値目標)及び施策の指標(重要業績評価指標(KPI))を検証します。 施策及び関連事業の実施状況とともに、その効果の客観的な検証結果に基づき、次年度の 施策を改善していく PDCA サイクル *による進捗管理を行います。 なお、上記の PDCA サイクルによる進捗管理は、市民をはじめ、産業界、行政、教育界、金 融機関、労働団体、メディア(産官学金労言)などで構成する「まち・ひと・しごと創生総 合戦略審議会」において行います。 また、効果の検証は客観性を担保するため、外部有識者などを含む検証機関において行い ます。 ■本戦略の効果検証の枠組み 計画策定 (P) 総合戦略の 基本理念 基本的な 実行 (D) 方向性 人口ビジョン・アンケート 横断・重点 “外を見て” 「戦 略」 “内を見て” 「外部環境」 アクションプラン 「内部資源」 評価・状況分析 (C) 目標設定 (A) 手段(戦術) 実行計画 資料:井原久光「テキスト経営学」 * PDCA サイクル PLAN(計画) 、DO(実施)、CHECK(評価・状況分析) 、ACTION(改善)の 4 つの視点をプロセスの中に取り込むことで、プ ロセスを不断のサイクルとし、継続的な改善を推進するマネジメント手法のこと。 7 (3)策定手法とアクションプランの見直し アクションプランの期間は1年間とし、各事業における重要業績評価指標(KPI)の達成状 況について定期的な評価を行い、施策の推進方向に沿った見直しを行います。 (4)今後における総合戦略関連事業の実施について 本戦略の推進にあたって、立案した推進施策に基づいて事業の計画を整備し、実施手法な どについて具体的な検討を図り、進行していく中で検証を行いながら取り組みます。 なお、本戦略の事業内容については、「韮崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定審議 会」及び「戦略チーム韮崎」より提案があった事項を骨子とし、行政で具体的な実施手法を 検討しながら、市民をはじめとする「チーム韮崎」全体で「まち・ひと・しごとの創生」に 取り組んでいくこととしていますが、国・県の財政支援も含め、本市の実情に即した事業の 展開を図ることを念頭に実施します。 8 3 戦略推進における5つの視点 国の総合戦略の「政策5原則」を踏まえつつ、韮崎市の将来的な自立するまちづくりにつ ながるよう、次の5つの視点を重視して本戦略を推進します。 ○原則1 自立性 戦略の推進を通じて、まちづくりを担う多様な人材の確保と養成を図ります。 また、 地域全体で韮崎市の人口減少の要因となっている構造的な課題を解決する視点を重視 します。 ○原則2 将来性 戦略に関わるすべての人・団体が将来に亘って自主的・主体的・積極的に取り組むことので きる視点を重視します。 ○原則3 地域性 地元の企業や金融機関など関係する人・団体の有するアイディア・技術・意欲・ネットワー クを活かした地域総合力を発揮し、失敗を恐れず、成功に向けた独創的で柔軟な視点を重視 します。 ○原則4 直接性 市民をはじめ、産業界、行政、教育界、金融機関、労働関係、メディア(産官学金労言)と の連携を強化し、交流の活性化や流入の促進、産業の振興や雇用の拡大、安心・安全に暮ら せる地域づくりにおいて人口減少の抑制に効果が見込める視点、 施策推進のスピード感を意 識する視点を重視します。 ○原則5 結果重視 市民及び産学官金労言で構成する「まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会」を中心として 戦略の進捗管理体制を構築し、 成果の検証によって施策の持続性と不断の改善が進む視点を 重視します。 9 4 韮崎市におけるまち・ひと・しごと創生の方向性 本戦略は、「第6次韮崎市長期総合計画」を推進するためのリーディングプロジェクトと して位置付けるものです。そのため、本戦略でめざす将来像を、「第6次韮崎市長期総合計 画」で定めた『夢と感動のテーマシティ にらさき』としながら、人口減少、少子高齢化の 抑制及びまちの活力の維持にむけた戦略の基本理念と基本的な方向性及び基本目標を位置付 けます。 【将来都市像】 夢と感動のテーマシティにらさき ― 美しく、人・地域が輝く 未来へのものがたり ー 【基本理念(戦略のコンセプト)】 「チーム韮崎」で 働く世代とその子どもたちが輝くまちづくり 【戦略の基本的な方向性】 本戦略では、人ロビジョンで示した将来展望を実現する基本的な方向性として次の2つを設 定し、この方向性に向けて基本目標ごとに実現すべき成果(数値目標)、基本目標ごとに講 ずる施策を設定します。 20 歳代から 40 歳代の社会減の人数 合計特殊出生率をできる限り早期に をできる限り早期に抑制させる 国の目標(1.80)に引き上げる 【戦略の基本目標】 人口増加・経済成長という華やかな展望や煌びやかな世界観での視点を拭い去り、これから の社会を見据えた地域コミュニティの体系を構築、存続させるために、地域を支える働く世 代とその子どもたちを中心とした長期的な戦略の心臓部として目標を定めます。 基本目標 1 仕事するなら「韮崎市」 基本目標 2 移住するなら「韮崎市」 しごと 「産業」「雇用」の創出 ひと 「移住・住宅」の促進 持続的な成長のための地域産業の強靭化と 新しい人の流れを創りだす観光と交流の活性化 雇用創出 基本目標 3 子育てするなら「韮崎市」 基本目標 4 安心と健やかなら「韮崎市」 ひと 「婚活・結婚」「出産・子育て」の支援 まち 「地域のつながり」「安心」「安全」の確保 20 歳代から 40 歳代に選ばれる子育て支援と 地域のつながりと安心・安全な生活環境のある 教育の充実 コミュニティの創造 10 5 「戦略チーム韮崎」による潜在力の探究 「戦略チーム韮崎」では、具体的な事業の立案にあたり韮崎市の資源を再度見つめ直しな がら、重点的に取り組んでいくための事業を検討してきました。韮崎市出身で、このたびノ ーベル医学・生理学賞受賞者を受賞した大村智博士が、折にふれて韮崎の自然環境の中で育 んできた経験や大村博士の祖母の教えである人の役に立つことが研究者としての歩みにとっ て大切であったかを伝えています。これは、「戦略チーム韮崎」が探究する韮崎市の緑豊か な自然や人と地域を愛する韮崎愛に繋がる指標となるものでもあります。 また、大村博士は医学・生理学による人の幸せのみならず、芸術による人の幸せも探究し ており、この多彩で独創的な発想にもとづき何事も地道に継続することがノーベル賞受賞の 結果へとつながったと話しています。 地方創生元年、人口減少社会に対する本格的な取り組みは、地域資源を活用した飽くなき 探求心を必要としています。この探究心から生み出す潜在力「韮崎力」を「チーム韮崎」全 体で実現するために、以下の推進施策に取り組みます。 基本目標 「韮崎力」推進施策 基本目標1 仕事するなら「韮崎市」 しごと 「産業」「雇用」の創出 1-1 既存事業所の技術力を最大限活かした中小規模企業(事業所) の産業集積の促進 1-2 市内企業の技術力を継承・発展させるための人材育成 1-3 赤ワインの丘基本構想を核にした、農林業・商業・観光産業へ の発展 1-4 市民生活向上のための中小企業の支援 1-5 観光産業発展のためのプロモーション 基本目標2 移住するなら「韮崎市」 基本目標3 ひと 「移住・住宅」の促進 2-1 移住経験者などと協力し、人と地域が輝く移住応援組織づくり 2-2 定住への新たな流れをつくるコミュニティ施策の推進 2-3 人口流出の防止と移住などによる人口流入の促進 ひと 「婚活・結婚」「出産・子育て」の支援 3-1 市民交流センターの機能強化・充実 3-2 子育て新米夫婦への支援・応援 3-4 「1年生パパ」プロジェクトの実施 3-5 若い世代の「出会いの場」・「集いの場」の拡大 子育てするなら「韮崎市」 3-3 「韮崎愛」を育む遊び場の充実 3-6 愛と平和を育むパワースポットの PR 基本目標4 安心と健やかなら「韮崎市」 まち 「地域のつながり」「安心」「安全」の確保 4-1 元気な高齢者が支える地域コミュニティの構築 4-2 減災力先進田園都市としての充実 4-3 買い物弱者支援と高齢者の見守り 4-4 韮崎市の知名度アップ(ニーラを活用した事業) 4-5 公共交通の充実と健康寿命の延伸 11 6 戦略の体系図 将来都市像 基本理念 コンセプト 基本的な 方向性 基本目標 推進施策 基本目標1 第6次韮崎 市長期総合 計画 しごと 「産業」「雇用」の 創出 ○ ○ 合計特殊出生率をできる限り早期に国の目標 歳代から (1.80) 歳代の社会減の人数をできる限り早期に抑制させる 40 に引き上げる ﹁チーム韮崎﹂で働く世代とその子どもたちが輝くまちづくり 夢と感動のテーマシティにらさき ︱美しく、人・地域が輝く 未来へのものがたりー 20 持続的な成長の ための地域産業 の強靭化と雇用 創出 1−1 既存事業所の技術力を最大限活かした中 小規模企業(事業所)の産業集積の促進 1−2 市内企業の技術力を継承・発展させるた めの人材育成 1−3 赤ワインの丘基本構想を核にした、農林 業・商業・観光産業への発展 1−4 市民生活向上のための中小企業の支援 1−5 観光産業発展のためのプロモーション 基本目標2 ひと 「移住・住宅」の促進 地域が輝く新し い人の流れを創 りだす観光・交流 の活性化 2−1 移住経験者などと協力し、人と地域が輝 く移住応援組織づくり 2−2 定住への新たな流れをつくるコミュニ ティ施策の推進 2−3 人口流出の防止と移住などによる人口 流入の促進 基本目標3 ひと 「婚活・結婚」「出 産・子育て」の支援 20 歳代から 40 歳代に選ばれる 子育て支援と教 育の充実 3−1 市民交流センターの機能強化・充実 3−2 子育て新米夫婦への支援・応援 3−3 「韮崎愛」を育む遊び場の充実 3−4 「1年生パパ」プロジェクトの実施 3−5 若い世代の「出会いの場」・「集いの場」 の拡大 3−6 愛と平和を育むパワースポットの PR 基本目標4 まち 「地域のつながり」 「安心」「安全」の 確保 地域のつながり と安心・安全な生 活環境のあるコ ミュニティの創 造 4−1 元気な高齢者が支える地域コミュニテ ィの構築 4−2 減災力先進田園都市としての充実 4−3 買い物弱者支援と高齢者の見守り 4−4 韮崎市の知名度アップ (ニーラを活用した事業) 4−5 公共交通の充実と健康寿命の延伸 12 主な事業 展示会・見本市などへの出展推進事業/空き事業所バンク登録事業/工業団地造成事業/子育て応援企業支援事業/ 産業集積推進事業 市内企業就業体験事業/就農ガイダンス事業/市内企業学生向けガイダンス実施事業 ワイナリー誘致推進事業/市内農産物地域ブランド創出事業/韮崎市主催のイベント事業・観光推進事業/ 新規就農者奨励事業/耕作放棄地解消事業 地域事業所支援事業 観光プロモーション実施事業/山岳観光 PR 事業 われら!ニ∼ライフ応援団(仮称)事業/われら!ニ∼ライフ応援団(仮称)情報発信事業/ 第二のふるさと愛形成事業/市民手づくり運営イベント事業 持家住宅定住促進助成/空き家バンク(シェアハウス)の充実/自然公園を活用した子育て支援事業/ 地域シェアスペース整備事業/お試し住宅による移住定住促進事業 定住促進対策事業 ファミリーサポート充実/フリースペース活用事業/われら!ニ∼ライフ応援団(仮称)事業/ 「comeback 支援」(仮称)環境整備事業/バンドやダンス発表会・映画鑑賞会・交流会の実施 夫婦で子育て応援事業/ニーラ子育て物語事業/妊娠ママフォトコンテスト事業/ 「物も思い出も」∼家族写真を残そう∼事業/「地蔵岳」子宝あやかり事業 未利用公共施設等遊び場開放事業/旧小学校校庭・地区体育館遊び場開放事業/釜無川河川公園憩いの場創出事業 「子育てするなら韮崎」実戦部隊事業/「子育てするならにらさき」セミナー事業/ 育休代替要員人材登録バンク事業/育休奨励・促進企業イメージアップ事業/「職場参観日」の実施 同窓会(ニラ恋・ニラ婚)全員集合事業 まちなか美術館構想推進事業/平和観音公園等「Love power spot」整備事業/ パワースポット巡り・体験ツアー事業/「Love power spot」フォトコンテスト/市内公園・施設の整備 見守り健康食堂「ニーラレストラン」事業/地域みんなで誕生日会事業 「子ども危険箇所マップ」作成事業/「地域ハザードマップ」作成事業/地域減災リーダー協議会事業/ 消防団活動協力員登録事業 買い物支援車両導入事業/地区移動販売車促進事業 ニーラプロジェクト事業 市民バス運行事業/にらさきウォーキング事業 13 第3章 総合戦略の展開 基本目標1 仕事するなら「韮崎市」 しごと 「産業」「雇用」の創出 持続的な成長のための地域産業の強靭化と雇用創出 基 本 的 な 方 向 製造業における国内での新たな設備投資については、日本経済の見通しの不透明感や新興 国との競争の激化などを背景に慎重な方策をとる企業が増えており、地方部では大規模企業 (事業所)の誘致や、新たな企業立地が難しい状況であることが伺えます。 このような中、韮崎市は首都圏に近接しながら自然豊かな景観を有する一方で、交通アク セスでは、鉄道でJR中央線により新宿・韮崎間の所要時間が約 100 分、高速道路で中央道 韮崎インターチェンジにより首都圏までの所要時間が約 90 分となっているほか、2017(平 成 29)年度開通予定の中部横断自動車道により、静岡までの所要時間が約 1 時間短縮される など、今後、東京圏と中京圏、太平洋と日本海を結ぶ交通のクロスポイントとして、優位な 立地となることが予想されます。さらに、機械電子産業については、東京エレクトロン株式 会社及び数多くの協力企業が市内に立地し、これらの技術力は、韮崎市が他に誇れる強み(地 域資源)と捉えることができます。 今後は、ICT及び情報ネットワークの発展に併せ、交通アクセスのメリットと、既存事 業所の有する技術力を最大限に活かし、従来型の大規模型の企業誘致からの転換を図り、中・ 小規模の事業所による産業集積型の企業誘致を推進することにより、韮崎市ならではの企業 立地環境を形成します。また、この立地環境が新たな企業を呼び込み、若年層の雇用につな げていく好循環の形成をめざします。 また、韮崎市の環境を特徴付けている農業分野において、基幹産業としての持続力を強化 するためには、地元で生産される米、桃、ぶどうなどの農産物資源を中心に据え、時代のニ ーズに合った振興策を進めていくことが重要となります。 特にぶどうについては、「武田の里にらさきワイン特区」が「構造改革特別区」の認定を 受けるなど、韮崎市のワイン産業の発展が期待されており、2018 年から本格実施される予定 の「赤ワインの丘基本構想」による赤ワインのブランド化を推進し、韮崎市のイメージと知 名度を向上させていくことにより、立地する企業のイメージ向上につなげるシナジー効果を 生み出します。 商業・観光産業については、穂坂地域を中心に施策を展開し、韮崎市全体の観光産業やそ の他農業などへのシャワー効果を促し、交流人口の増加、ひいては韮崎市経済の発展につな げます。 16 実 施 主 体 ○関係する市民・組織・団体が「連携・協働」し、それぞれの「チーム韮崎」によって施策を推進す る。 市民/事業社(者)(起業者)/商店/韮崎市商工会/農業生産者(就農者)/梨北農業協同 組合/市内高等学校/韮崎公共職業安定所/韮崎市観光協会/金融機関/山梨県/韮崎市 17 施 策 概 要 と 重 要 業 績 評 価 指 標 施策1−1 既存事業所の技術力を最大限活かした中・小規模企業(事業所)の産業集積の 促進 施策の概要 ○ 市内事業所の業務内容(主要品目・業績・取引先など)の情報を収集し、整理・分析する ことで、既存事業の技術力を活かした韮崎市独自の産業集積の方向性を打ち出し、ターゲ ットを絞った中・小企業の誘致を図ります。 ○ 産業集積を促進するために、既存事業所間の協力・連携体制の構築を図ります。 ○ 空き事業所バンクを創設し、中小企業の誘致に利活できるよう検討します。 ○ 柔軟な区画割が可能な工業団地造成事業を検討します。 ○ 女性の積極的な雇用も促進させるため、子育て応援企業への優遇措置やワークライフバラ ンスの推進を図ります。 ○ 市内産業を一括して情報発信するポータルサイトの構築を図ります。 ○ ビジネスマッチングなど事業者支援のための機会の創出に努めます。 ○ RESAS(地域経済分析システム)の分析データを販路拡充や新規開拓など事業者支援に活 用します。 重要業績評価指標(KPI) 項 目 数値(平成 31 年度) 3 回/年(新規指標) マッチングフェア参加回数 空き事業所(空き敷地)登録率 70%(新規指標) 子育て応援企業認定数 10 社(新規指標) 主な事業 事業名 内 容 展示会・見本市などへの出展推進事業 ・市で展示場ブースを借上げ、産業集積組織加盟企業の出展 (1−4連携事業) を支援します。 ・空き事業所を把握して、登録を促し、マッチングを推進し ます。 空き事業所バンク登録事業 ・登録された空き事業所を情報発信ポータルサイトなどに掲 載してPRを行います。 ・重点促進区域や現工業団地周辺などを中心に、工場団地造 工業団地造成事業 成候補地を選定し、柔軟に区画面積が取れる手法で造成に 取り組みます。 子育て応援企業支援事業 ・子育て応援に取り組んでいる企業に対して、優遇措置など (3−4連携事業) の支援を行います。 ・市内企業の取り引き状況などを把握し、情報共有できるシ ステムの構築を図ります。 産業集積推進事業 ・定期的な企業訪問を行い、企業の考えや意見などを伺う機 会を増やします。 18 施策1−2 市内企業の技術力を継承・発展させるための人材育成 施策の概要 ○ 有能な人材(特に若年層)を確保するために、県の推進する工業高校への専攻科設置を地 元工業高校へ誘致するなど、既存事業所の技術力(熟練工)を若い世代に継承させる施策 を展開します。 ○ 退職を控えた方を対象に、高齢化する農家の担い手として就農ができるよう、農業に関す る情報提供などを行います。 ○ 韮崎公共職業安定所と市内高等学校が取り組む市内企業へのインターンシップ事業を支援 します。 ○ 学生への市内企業ガイダンスの実施を行い、市内就職率の向上を図ります。 ○ 新たな産業、就労先の可能性を伝えることのできる就職ガイダンスを検討します。 ○ 技術系の人材を必要とする事業所のニーズに応えるため、県の推進する工業高校への専攻 科設置の誘致などを推進します。 ○ 繁忙期と閑散期のある農業従事者が、企業などの繁忙期に協力就労できる仕組みを研究し ます。 ○ 研究開発など知的事業所による人的資源の集積や関連産業の誘致のための取り組みを研究 します。 重要業績評価指標(KPI) 数値 項 目 目標(平成 31 年度) 現状 市内事業所雇用者数 市内就業者率 15,555 人 15,500 人 53.6% 60.0% 主な事業 事業名 市内企業就業体験事業 就農ガイダンス事業 市内企業学生向けガイダンス実施 事業 内 容 ・インターンシップ協力事業所のイメージアップへの協力体 制を整えます。 ・市内外で退職を控えた人の中で農業に興味のある人に農業 に関する情報を提供し、農業の担い手として育成するため のセミナーなどを開催します。 ・高校及び大学卒業予定者への市内企業ガイダンスを主催 し、市内への就職率の向上を図ります。また、女性が魅力 を感じる就業先を洗い出し、韮崎市の特色となる企業ガイ ダンスをめざします。 19 施策1−3 赤ワインの丘基本構想を核にした、農林業・商業・観光産業への発展 施策の概要 ○ 韮崎市ワイン特区に認定された穂坂地域は、赤ワイン用品種に最適な地域であり、ぶどう 栽培農家が集積している地域でもあることから、その地域にワイナリーを誘致し、 「赤の穂 坂」と言われる産地化、高品質イメージ化をめざします。 ○ ワイナリー立地業者を中心に穂坂産醸造用ぶどうを原料としたワインの価値と魅力を世界 に発信します。 ○ 山梨県や関係機関と連携し、韮崎市の玄関ともいえる韮崎インターチェンジから赤ワイン の丘プロジェクト複合観光施設までの導線のインフラや各種販売所(農の駅など)の整備 をめざします。 ○ 他事業との連携により、ワイナリーを目的とした観光客を市内観光地へ誘導し、韮崎市全 体に波及効果を浸透させます。 ○ 就農支援やぶどう栽培のために開拓に要した費用の助成などを検討して産出量を高めると ともに、穂坂産ぶどうのブランド化を推進します。 重要業績評価指標(KPI) 項 目 数値(平成 31 年度) ワイン特区への醸造所設置数 4 件(構造改革特区計画目標) 地域ブランド創出数 4 件(新規指標) ぶどう生産量平成 27 年度と比べ 10%増(新規指標) 主な事業 事業名 内 容 ワイナリー誘致推進事業 ・赤ワインの丘基本構想を推進させるため、周辺インフラ整 備を実施します。 市内農産物地域ブランド創出事業 ・市内農産物を活用した商品開発への支援制度を設けます。 韮崎市主催のイベント事業・ 観光推進事業 新規就農者奨励事業 耕作放棄地解消事業 ・穂坂ぶどう郷ウォークなどと連携したワイナリーの活用を 図り(観光コース・もてなし内容・時期の検討など)、ぶ どうやワイナリーを核とした複合観光施設のPRを行い ます。 ・複合観光施設に市内観光名所マップなどを設置して赤ワイ ンの丘の複合観光施設から市内観光名所への誘導を図り ます。 ・現在、事業化されている新規就農者支援事業による交付金 の助成を引き続き行い、新規就農者を支援します。 ・再生利用交付金制度を利用した耕作放棄地の解消を進め、 地域の担い手による営農活動を支援します。 ※「赤ワインの丘基本構想」を本計画に添付 20 施策1−4 市民生活向上のための中小企業の支援 施策の概要 ○ 自家用車に過度に依存したライフスタイルや中心市街地の疲弊など地域の実情にあわせて、 市民生活向上のための中小企業への支援施策を実施します。 ○ 金融機関による創業などの支援のための各種融資制度について、相談窓口などにおいて制 度の周知を図り、金融機関と協力しながら起業者への支援を推進します。 ○ 起業支援のための取り組みを商工会などと連携して推進します。 ○ IT を活用した市内店舗などの情報発信方法を研究します。 ○ 大手事業所の OB など知識と経験を生かした人材による起業マッチングの支援体制を研究 します。 重要業績評価指標(KPI) 項 目 数値(平成 31 年度) 移動販売車利用者数 11,000 人/年 お試し店舗利用者数 100 人/年(新規指標) マッチングフェア参加回数 3 回/年(新規指標) 主な事業 事業名 地域事業所支援事業 内 容 ・買物弱者支援のための地域巡回販売車を食品販売事業者へ 委託して運行します。(4−3連携事業) ・創業支援のための空き店舗賃借料などの経費を助成しま す。 ・移住・定住セミナーなどで空き店舗情報の提供や起業支援 のための情報提供に努めます。 ・商工会へ販路開拓のため、マッチングフェアへの出展経費 を助成します。(1−1連携事業) 21 施策1−5 観光産業発展のためのプロモーション 施策の概要 ○ 市内中心市街地にある市民交流センター及び各商店が点・線の関係を持って連携するほか、 「富士山を望むなら韮崎」 「富士の裾野を望むなら韮崎」といった富士山を核とした新たな 観光プロモーションに取り組みます。 ○ 韮崎市の山岳資源を活かした登山者に向けた情報発信やイベントなどを実施します。 重要業績評価指標(KPI) 項 目 数値(平成 31 年度) 観光客数 2 割増/年(新規指標) 観光客数 主な事業 事業名 観光プロモーション実施事業 山岳観光 PR 事業 内 容 ・観光客の誘引及び市民の生活環境の向上を目的に、韮崎市 民交流センター「NICORI(ニコリ)」内へ wi-fi 環境の整 備・充実を図ります。 ・韮崎市の景観の象徴である富士山の眺望を活かした「富嶽 36 景」による観光パンフレットの作成を行います。 ・韮崎市のイメージアップに向けたまちづくりデザインを実 現するため「まちなか美術館」構想の実践に取り組みます。 ・韮崎市民交流センター「NICORI(ニコリ)」内へ山岳観光 を PR するための情報発信拠点を整備します。 22 基本目標2 移住するなら「韮崎市」 ひと 「移住・住宅」の促進 地域が輝く新しい人の流れを創りだす観光と交流の活性化 基 本 的 な 方 向 2005(平成 17)年以降、韮崎市では人口移動の動向が 50・60 歳台を除いて転出超過の状 態となり、就業者数についても 1980(昭和 55)年以降は減少に転じ自町内就業率が逓減し ていることから、既居住者の近隣市町村への転出を防ぐ施策を展開しながら、新しい人の流 れを地域の再生につなげていくことが急務となっています。 また、市民アンケートにおいても、進学・就職・結婚などが転出理由の 6 割を占めるなど、 社会減による人口減少への対応が求められています。 韮崎市においては、市内 3 箇所にあるJRの駅や高速道路のインターチェンジなど都心へ の物理的な交通アクセスの良さと雄大な自然を活かし、「都市の利便性」と「身近な自然環 境」の両方が得られる環境での子育てを望む 20∼40 歳代を主なターゲットとして、移住・交 流人口を増大していくことが重要となります。 そのため、豊かな自然や歴史・文化に育まれた既存の観光・産業などの内部資源に加え、 近年盛んになっているアウトドアスポーツや、韮崎市民交流センター「NICORI(ニコリ)」で の子育て支援センターなど、市内外から大勢の人が訪れる場所を交流資源として結びつける とともに、人と地域に新しい輝きを与えられる居場所を創出し、新旧住民が主体となって同 じ目的意識を共有できる活動を通じて自然に地域コミュニティに溶け込こむことができる環 境づくりを行います。 また、交流イベントや移住促進に取り組むことで、リピーターや二地域居住者・定住者の 獲得といった移住・交流人口の増加につなげます。 実 施 主 体 ○関係する市民・組織・団体が「連携・協働」し、それぞれの「チーム韮崎」によって施策を推進す る。 市民/事業社(者)(起業者)/商店/韮崎市商工会/農業生産者/梨北農業協同組合/移住 応援団(仮称)/田舎暮らし支援団体/市民交流センター/やまなし暮らし支援センター/韮 崎市観光協会/婚活支援団体/韮崎市 23 施 策 概 要 と 重 要 業 績 評 価 指 標 施策2−1 移住経験者などと協力し、人と地域が輝く移住応援組織づくり 施策の概要 ○ 移住・定住に関する窓口を一元化し、韮崎市民交流センター「NICORI(ニコリ) 」内に活動 拠点を設置し、観光案内所とも連携して各種相談事業・イベントの企画運営・情報発信な どに努めます。 ○ 生活情報など市民に有益な情報を提供するため、韮崎市民交流センター「NICORI(ニコリ) 」 に中核的役割を持たせ、各地域の活性化に向けた持続的な情報発信を行います。 ○ まちづくりに興味のある市内在住者を主体としてチームを編成し、移住経験者をはじめと した生活者目線での相談が行うことができるスタッフを配置し、市民の移住事業への理解 を促進します。 ○ やまなし暮らし支援センター・NPO・各種市民団体などと連携する中で人材ネットワーク を構築し、地区の受け入れ体制のコーディネートなどを図ります。 ○ 「やまなし暮らし支援センター」を中心に、東京近郊を主としたにアプローチを行い、体 験イベントのリピート率の向上を図ります。 重要業績評価指標(KPI) 項 目 数値(平成 31 年度) 移住・定住相談窓口の相談者数 100 件/年(新規指標) 関連ホームページのアクセス件数 12,000 件/年(新規指標) 主な事業 事業名 われら!ニ∼ライフ応援団(仮称) 事業(3−1連携事業) われら!ニ∼ライフ応援団(仮称) 情報発信事業 「第二のふるさと愛」形成事業 市民手づくり運営イベント事業 内 容 ・移住・定住のための相談窓口を開設します。 ・移住体験動画の作成・配信、SNS やフリー掲示スペースの 運用などを促進します。 ・農業・宿泊体験、地区祭り・酒宴への参加、授業参観など 移住・定住者が地域行事などへ参加できる機会を設けま す。 ・NIRA マルシェ開催時の音楽スタジオコンサートなどを市 民手作りで開催できるよう支援します。 24 施策2−2 現在から未来へ、定住への新たな流れをつくる地域コミュニティ施策の推進 施策の概要 ○ 現在、 市内に住んでいる人の流出を抑制するとともに、 新たな移住の受け皿にもなるべく、 住まいやコミュニティ形成に資する事業を行います。 ○ 市内に住居を取得するための既存補助制度の周知や市内在住者への対象拡大、居住世代に よる加算配分の見直しなどの検討を図ります。 ○ 居住物件の選択肢のひとつとなるよう、地域の空き家状況などについて調査を行い、空き 家バンクの登録件数の充実を図ります。 ○ 企業誘致の状況と連動して、開発地域近隣における宅地分譲などについて検討します。 ○ 金融機関による移住者支援のための各種融資制度について、相談窓口などにおいて制度の 周知を図り、金融機関と協力しながら移住・定住希望者への支援を推進します。 ○ 韮崎市の持つ環境に特化した保育・教育など、基本的な生活機能を都市の延長線上に求め る層の移住需要を取り込むため、子どもを軸に置いた事業を推進します。 ○ 希望者を募って休憩スペースの修繕を行うなど、移住のきっかけとなる趣味の拠点整備な どにより、スムーズに地域に溶け込むことができる環境づくりに取り組みます。 ○ 県外から韮崎市への移住定住を検討している方に、市内での生活を体験してもらい、移住・ 定住の実現をサポートするための体験用居室を提供します。 重要業績評価指標(KPI) 項 目 数値(平成 31 年度) 空き家バンク(シェアハウス)成約件数 3 件/年(新規指標) おためし住宅稼働率 80%/年(新規指標) 主な事業 事業名 持家住宅定住促進助成 内 容 ・補助の対象拡大・見直しなどを検討します。 ・韮崎市出身のノーベル医学・生理学賞受賞者大村智博士の 生家を田舎暮らし協力団体などと連携してシェアハウス 空き家バンク(シェアハウス)の充実 「蛍雪寮」として活用するとともに、空き家活用の方策と してシェアハウスの設置を推進し、将来的な移住・定住者 の確保に努めます。 自然公園を活用した子育て支援事業 ・森の保育園のような特色ある子育て環境を創造します。 地域シェアスペース整備事業 ・空き家・店舗などのリノベーションを行います。 お試し住宅による移住定住促進事業 ・お試し住宅を設置し、韮崎での体験生活の場を提供します。 25 施策2−3 人口流出の防止と移住などによる人口流入の促進 施策の概要 ○ 官民など協働による協議会の設立と運営を中心に、人口流出の抑制と移住などによる人口 流入の促進ほか各種人口対策施策を実施します。 重要業績評価指標(KPI) 項 目 数値(平成 31 年度) 空き家バンク成立件数 5 件/年(新規指標) おためし住宅利稼働率 80%/年(新規指標) 市内小中学校充足率 充足率 80%(新規指標) 韮崎市オリジナルの婚姻届・出生届出者数 年間届出者の 5 割(新規指標) 婚活事前サポートセミナー・イベント開催参加者数 募集定数人数の参加(新規指標) 主な事業 事業名 定住促進対策事業 内 容 ・移住・定住セミナーへ参加し、韮崎市の PR に努めます。 ・移住・定住希望者向けガイドブック作成し、情報の提供を 行います。 ・移住・定住者向けホームページ作成し、情報の発信を行い ます。 ・空き家利活用のためのリフォーム費用を助成します。 ・お試し住宅を設置し、体験生活の場を提供します。(2− 2 共通) ・子ども防災用品の整備充実を図り、子育て世代の転入を促 進します。 ・結婚情報誌「ゼクシィ」とのコラボレーションによるご当 地婚姻届と出生届けを作成します。 ・民間のノウハウを活用した、「にらさき」ならではの婚活 イベントを開催します。 26 基本目標3 子育てするなら「韮崎市」 ひと 「婚活・結婚」「出産・子育て」の支援 20 歳代から 40 歳代に選ばれる子育て支援と教育の充実 基 本 的 な 方 向 近年のライフスタイルや価値観の多様化、社会経済情勢の変化などに伴い、急速な少子化 が進行しています。 韮崎市における合計特殊出生率の推移は、2010∼2013(平成 22∼平成 25)年までは、増 減を繰り返しながら、おおむね横ばいに推移していますが、2013(平成 25)年 1.32 と、国 (1.43)や県(1.44)と比較すると、0.1 ほど低くなっています。 また、女性の就労状況についても、年齢構成別にみた場合、いわゆる M 字カーブ(25∼39 歳)の谷が国や県と比較してやや大きく、30 歳代後半以降の労働力率は国や県より低くなっ ています。 さらには、若者世代の未婚率の増加、晩婚化といった実態や、出会いの場の不足などが懸 念されています。 このような状況を打開すべく、若い世代の結婚・出産・子育ての希望がかなえる韮崎市の 特色を活かした取り組みが重要となります。 そのために、妊娠・出産・子育ての一貫した特色のある環境づくり(韮崎らしさ・ブラン ドの創出)と育児休業の取得でワークライフバランスの実現を図り、出産・育児に夢と希望 を持つことができる子育て環境をめざします。 また、韮崎市民交流センター「NICORI(ニコリ)」を活用し、文化の継承・人財の活用を図 りながら、生まれ育った子どもたちが県外に出た後も韮崎に戻りたくなるよう、郷土愛を育 む循環型まちづくりや、子育て応援プログラムづくりを推進します。 さらに、アンケートに基づく結婚ニーズに応えるために、若い世代の「出会いの場」「集 いの場」の創出など各種施策の充実に努めます。 実 施 主 体 ○関係する市民・組織・団体が「連携・協働」し、それぞれの「チーム韮崎」によって施策を推進す る。 市民/中高校生/子育て夫婦/子育て支援センター/われら!ニ∼ライフ応援団(仮称)/Come Back 支援団体(仮称)/市民交流センター/移住応援団(仮称)/田舎暮らし支援団体/地元 山岳会/事業所(者)/商店/市内飲食店/韮崎市観光協会/韮崎市 27 施 策 概 要 と 重 要 業 績 評 価 指 標 施策3−1 韮崎市民交流センター「NICORI(ニコリ)」の機能強化・充実 施策の概要 ○ 「妊娠→出産→子育て」と切れ目のないサポート体制を構築するため、市内外の子育て世 代に好評を得ている「NICORI(ニコリ) 」を中核として、市民の拠り所となる憩いの場を創 出し、子育ての拠点としての役割を一層強化します。 ○ 子育て支援に関する“韮崎らしさ”の確立及びブランドの創出に取り組み、 「韮崎に住み、 子育てすることが素敵にみえる」といったイメージづくりを推進します。 ○ 「NICORI(ニコリ) 」の空き部屋を子育て応援スペースとして有効活用を図ります。 ○ 子どもから中高生、お年寄りまで誰もが利用できる憩いの場の提供を検討します。 ○ 中高生を対象とした「結婚・婚活・出産・子育て」に関する上映会や交流会を実施します。 また、大人として歩む前の多感期において多様な価値観や感性を引き出すため、結婚、出 産、子育てに関しグループやお互いに話しあえる環境づくりに努めます。 ○ 放課後の時間帯で中高大学生が集える場をつくり、「韮崎愛」を育てる教育プログラム 「Come Back 支援」 (仮称)を提供します。 ○ 「NICORI(ニコリ) 」の地下を「バンド」や「ダンス」ができるスペースとして充実させ、 子どもから中高生や大学生そして、お年寄りまでが利用できる環境づくりに取り組みます。 重要業績評価指標(KPI) 項 目 数値(平成 31 年度) 100 件/年(新規指標) 移住・定住相談窓口の相談者数 20%(新規指標) 事業参加者リピーター率 主な事業 事業名 内 容 ・子育て支援センター内のファミリーサポートを「NICORI (ニコリ)」内の空き部屋に移して内容の充実を図ります。 ・若い母親がアイディアを出し事業ができるフリースペース フリースペース活用事業 として提供します。 われら!ニ∼ライフ応援団(仮称) ・「NICORI(ニコリ)」1階に移住者相談窓口の設置を検討 事業(2−1連携事業) します。 ・「NICORI(ニコリ)」地下を中高生や大学生が集えるスペ 「Come Back 支援」(仮称) ースとして整備し、「韮崎愛」を育み、市外へ出てからも 環境整備事業 「韮崎に住みたい」「韮崎で子育てしたい」と思い、故郷 を愛する心の醸成を図ります。 ・「NICORI(ニコリ)」内のスペースを世代間のつながりを バンドやダンス発表会・映画鑑賞会・ 持つことができる憩いの場として整備することに努め、ま 交流会の実施 た、発表する機会を設け技術の向上もめざします。 ファミリーサポート充実 28 施策3−2 新米夫婦への支援・応援 施策の概要 ○ 母親の妊娠期に父親が胎児の生命を感じることができる機会の充実や出産への立会いの促 進など、 「夫から父親への成長」を感じることができる事業に取り組みます。 ○ 鳳凰三山の一つで、子授け地蔵として歴史的にゆかりのある地蔵ヶ岳を活用し、PRも兼 ねた少子化対策の事業を検討します。 ○ 育児における父親の役割を「母親のサポート」捉えるのではなく、夫婦が共に主体となっ て育児に取り組むことができるよう、子育て意識の醸成を図ります。 ○ 妊娠時の母親の不安を軽減するとともに、妊娠期を人生における貴重で素晴らしい経験と 捉え、その瞬間を楽しみ、多様な交流を行うイベントを検討します。 重要業績評価指標(KPI) 項 目 数値(平成 31 年度) 50%(新規指標) 夫婦来庁時の交付枚数(率) フォトコンテスト応募数 20 件/年(新規指標) ツアー参加人数 20 組/年(新規指標) 主な事業 事業名 夫婦で子育て応援事業 ニーラ子育て物語事業 妊娠ママフォトコンテスト事業 「物も思い出も」家族写真を残そう 事業 「地蔵岳」子宝あやかり事業 内 容 ・母子健康手帳交付時に夫婦で来庁した際に、地域振興商品 券(梨北米も検討)などのプレゼントを検討します。また、 夫婦で来庁しやすいよう、交付時間の拡充や休日交付の実 施を検討します。 ・男性へのイクメン手帳(仮名)の作成を検討します。 ・ニーラの結婚・子育てストーリーを作成し、子どもたちに 将来家族を持った時の夢を育みます。 ・妊娠をテーマとしたフォトコンテストを実施します。 ・家族の絆づくりを支援するために、記念となるような写真 撮影、額、家族タイムカプセルのプレゼントなどを検討し ます。 ・地蔵岳にちなんだツアーや夫婦で楽しく参加できる企画を 山岳観光 PR 事業とも連携しながら検討します。 29 施策3−3 「韮崎愛」を育む遊び場の充実 施策の概要 ○ 未利用の公共施設などを活用して遊び場を整備し、子どもたちに「ここに来れば誰かに会 える、話せる、一緒に遊べる」という場所の提供を検討します。 ○ 「自由に遊べる≠やりたい放題」といった考えかたのもと、子ども自身がルールを決め、 みんなが楽しく遊ぶにはどうしたらよいかを考える場の提供を検討します。 ○ 子育て世代からシルバー世代の力を活用し、元気な高齢者やボランティアの方による子ど もたちの遊びの見守りや、子どもたちが自主的に活動する上での相談役になってもらいま す。また、季節行事や昔の遊び、手芸・木工などを体験することで、文化や伝統の継承を 図ります。 ○ 屋内公園「にらパーク」を発展させた屋外でも活動できる「プレイパーク」や「地域サー クル」の活動拠点の整備を検討します。 ○ 旧小学校校庭・地区体育館を高校生から大学生までフットサル、キャッチボールなどがで きる場所として開放し、市内の至る所で賑わいや活気のあふれる「スポーツのまち にら さき」をめざします。また、市内の運動場、体育館の受付を一元管理(予約方法をネット による簡略化)し、リアルタイムに確認できる仕組みや一般利用ができる開放デーを検討 します。 ○ 学校の夏休みの期間にあわせ、釜無川河川公園の噴水を出し(午前 9 時∼午後 5 時) 、子 どもたちが水遊びしながら、市民の憩いの場ともなる環境を創出します。 重要業績評価指標(KPI) 項 目 数値(平成 31 年度) 3ヶ所(新規指標) 遊び場の新規創出箇所 主な事業 事業名 内 容 未利用公共施設等遊び場開放事業 ・未利用の公共施設などを遊び場として開放できる取り組み や「にらパーク」での屋外活動を検討します。 旧小学校校庭・地区体育館 遊び場開放事業 ・地域の公共の場を活用した遊び場の創出を検討します。 釜無川河川公園憩いの場創出事業 ・河川公園を活用した子どもの遊び場の創出を検討します。 30 施策3−4 1 年生パパからプロジェクトの実施 施策の概要 ○ 「事業主」と「従業員」の双方が安心して取得できる支援対策を企業及びハローワークと タイアップしたワークライフバランスの実現を図ります。 ○ 男性の育休取得率のアップを図るため、 「子育てするなら韮崎」実戦部隊と称して、まずは 市職員が率先して育児休暇の取得を取得するとともに、その実績を市内企業へ波及させる など、男性の育休取得率の向上に努め、 「男性の育休取得率全国ナンバーワンの自治体」を めざし PR します。 ○ 育休を促進している企業(育休取得数(率)の高い企業、関連セミナーなどを開催してい る企業など)の奨励やイメージアップを図ります。 (広報誌や市ホームページなどを初め多 様な機会に PR できるよう検討します。 ) ○ 企業が育児休暇を取得する場合、不足する従業員をスムーズに補完できる育休代替要員を 人材登録バンクとして登録できる制度を検討します。 重要業績評価指標(KPI) 項 目 数値(平成 31 年度) 夫婦での子育てセミナー出席数 30 組/回(新規指標) 仕事参観日協力企業数 10 件/年(新規指標) 男性の育児休業取得率 13.0%(新規指標) (韮崎市子ども・子育て支援計画) 主な事業 事業名 「子育てするなら韮崎市」 実戦部隊事業 「子育てするなら韮崎市」 セミナー事業 育休代替要員人材登録バンク事業 (1−2連携事業) 育休奨励・促進企業イメージアップ 事業(1−1連携事業) 「学ぼう、仕事参観日」の実施 内 容 ・ワークライフバランスを実現するための先駆的事例の創出 を図ります。 ・出産を控えている夫婦、育休取得予定者又は希望者へのセ ミナーを開催します。 ・人材登録バンク制度の研究・検討を行います。 ・積極的に育休を推進する事業所などのイメージアップへの 支援体制を整えます。 ・子どもたちが親の仕事を理解できるような機会を Come Back 支援などと連携し、検討します。 31 施策3−5 若い世代の「出会いの場」 「集いの場」の拡大 施策の概要 ○ 市民アンケートによると、恋人がいない、欲しいと思わないそもそもの要因に、出会いの 機会が無いなどの回答が挙げられています。また、最近は幼なじみとの結婚が増えている 傾向にあるとメディアなどでも取り上げられているなかで、 「同窓生」という特色ある出会 いの場の創出による U ターンの促進を図ります。 ○ 若い世代の「出会いの場」 「集いの場」を市内飲食業界の活性化及び市の事業や雇用状況を PR する機会に活用します。 ○ 市内小中学校卒業生(22∼35 歳程度)で、同窓会(男女混合が必須)を行う場合の支援 を検討します。 重要業績評価指標(KPI) 項 目 数値(平成 31 年度) 婚姻による夫婦の転入 5 組/年(新規指標) 婚姻により夫婦どちらか転入 5 人/年(新規指標) 主な事業 事業名 同窓会(ニラ恋・ニラ婚) 全員集合事業 内 容 ・お盆、正月など地元出身者が帰省することが考えられる時 期を対象として、未婚者のみ(理想像を事前に打ち出した 上での募集も可)をターゲットに絞った「出会いの場」を 提供します。(既婚者の同級生をゲストとして招き、結婚 したことによるメリットを話してもらい、コーディネータ ー役などになってもらいます。) 32 施策3−6 愛と平和を育むパワースポットの PR 施策の概要 ○ ノーベル医学・生理学賞受賞者大村智博士が韮崎で育んだ「故郷や人を想う心」を活かし たまちづくりを図ります。 ○ 若者世代の未婚率の増加、 晩婚化の実態や、 出会いの場の不足などの問題解決を図ります。 ○ 韮崎市のシンボルである平和観音を活用し、 (ハート型の)鐘の設置や、恋愛成就や子宝に 恵まれるといったスポットとして PR( 「恋人同士で鳴らせば幸せになれる・・・かも?!」 など)するとともに、プロジェクションマッピングなどのロマンティックな演出により、 夜間にも恋人同士などが集うことができる場所として整備することを検討します。 ○ 韮崎を恋愛成就の場所として PR します。 (韮の先(崎)で富士山向かい、 「愛が叶うらな ら韮崎」キャッチコピーをとして謳うなど) ○ パワースポットめぐりを通じて恋人同士の愛情を深めながら、韮崎の歴史や自然に触れ、 農作業を体験してもらうツアーを検討します。 ○ 観光地などで見かける顔出し看板が若者の間で人気であり、SNS(ソーシャルネットワー ク)などでも好評なことから、宣伝効果が強いため、武田八幡宮、わに塚の桜、新府城跡 などに Love stick(カメラ台)と併せて斬新(3D、トリックアートなど)かつストーリー 性のある「顔出し看板」の設置を検討します。 ○ Love stick(カメラ台)や顔出し看板を利用して撮影した写真を募集します。 ○ 甘利山グリーンロッジを、恋人同士や女性が楽しく泊まれるよう設備の充実を図ります。 重要業績評価指標(KPI) 項 目 数値(平成 31 年度) 2 割増/年(新規指標) 観光客数 主な事業 事業名 内 容 ・韮崎市と連携協働に関する協定を締結している女子美術大 学との連携により、「まちなか美術館構想」に基づくまち づくりを推進します。 ・眺望を利用し、平和観音像や富士山、鳳凰三山(地蔵岳) 平和観音公園等「Love power spot」 をバックに記念撮影ができるよう Love stick(カメラ台)の 整備事業 設置を検討します。 ・恋人同士に特化した、愛と平和を育む体験ツアーを企画・ パワースポット巡り・体験ツアー事業 検討します。 「Love power spot」 ・フォトコンテストを開催し広報やホームページに掲載、記 フォトコンテスト 念プレゼントの贈呈を検討します。 まちなか美術館構想推進事業 (1−5連携事業) 市内公園・施設の整備 ・恋人同士で楽しめる施設として充実を図ります。 33 基本目標4 安心と健やかなら「韮崎市」 まち 「地域のつながり」「安心」「安全」の確保 地域のつながりと安心・安全な生活環境のあるコミュニティの創造 基 本 的 な 方 向 経済的なゆとりが満たされた社会では、地域での相互扶助の必要性が失われ、地域の繋が りにも適度な距離感が求められており、少子高齢化、非婚晩婚化などの社会問題とともに、 地域コミュニティの希薄化が進んでいます。 今後、地域においては集落内に空き家の増加が懸念され、「人の住む家」が離散すること や高齢化による自治組織の維持が難しくなるなど、人口構造が変化していくことを避けられ ない状況にあります。 人口減少が進行し、改めて市民の相互扶助が重要となっている中で、韮崎市では、減災の 視点にいち早く着眼し、「自助・共助・公助」をもとに地域コミュニティの強化をめざして います。 韮崎市は、武田家ゆかりの歴史や、富士山を眺望する美しい景観があり、農作物も豊富で 住みやすさに溢れています。市民がそのことを誇りに思い、次代を担う子どもたちに、更な る住みやすさを継承させるため、今、居住する市民が心の豊かさに満たされる「住みよいま ち」、「住み続けたいまち」を追求し、移住・定住を希望する人には「魅力的なまち」、「住 んでみたいまち」であるよう、行政と地域が協働して、地域内交流の活性化による強い絆の 強靭化を図り、安心・安全なまちづくりをテーマとした地域コミュニティの向上をめざしま す。 実 施 主 体 ○関係する市民・組織・団体が「連携・協働」し、それぞれの「チーム韮崎」によって施策を推進す る。 市民/高齢者/公民館/幼児・小学生/減災ネットやまなし/消防団/事業所(者)/商店/ 市内飲食店/市民バス運行事業者/韮崎市 34 施 策 概 要 と 重 要 業 績 評 価 指 標 施策4−1 元気な高齢者が支える地域コミュニティの強靭化 施策の概要 ○ 少子高齢化が進む中で、子ども、高齢者や要配慮者の見守りが必要となります。地域住民 により各地区、地域において、多くの市民が集まるイベントを開催し、子ども、高齢者の 見守りと地域コミュニティの構築を図ります。 ○ 高齢者(75 歳以上)が集まり、食事やお茶をとり交流を図るとともに健康教室などを併せ て開催し、相互に見守りと健康づくりできる地域コミュニティの強化を図ります。 ○ 高齢者や子どもにより地域誕生日会を開催し、市民が交流する中で、互いに見守ることや 地域コミュニティの再構築を図ります。 重要業績評価指標(KPI) 項 目 数値(平成 31 年度) 2∼3 ヶ所/年(新規指標) 事業実施モデル 20 人/ヶ所(新規指標) 参加人員 主な事業 事業名 見守り健康食堂 「ニーラレストラン」事業 地域みんなで誕生日会事業 内 容 ・モデル事業として、月 1 回程度、地区公民館分館(もし くは拠点)に希望する高齢者を対象として検討します。 ・モデル事業として、地区公民館分館などでその月に誕生日 を迎える市民を一同に集めるなど、開催手法を検討しま す。 35 施策4−2 減災力先進田園都市としての充実 施策の概要 ○ 減災力の強い、安心安全なまちづくりを推進しながら、地域コミュニティの活性化を図る とともに、子どもと高齢者、要配慮者の見守りを行います。 ○ 減災ネットやまなし、自主防災会、消防団、地域の高齢者などが、子どもと一緒に現地を 確認し、子ども目線での「危険箇所マップ」や地域が災害に備えた「地域ハザードマップ」 を作成することにより、子どもの防災意識の啓発や地域での見守り、災害に備えた取り組 みへ支援を行います。 ○ 作成したマップについては地域で活用し、必要に応じて更新します。 ○ マップ作成事業に併せ、消防団活動の周知や地域を知るための昔話会などのイベントを開 催し、地域への愛着を感じる機会とします。 ○ 地域の減災力向上を担う地域減災リーダーの育成と、災害時に機能する自主防災組織づく りを推進します。 ○ 消防団員は市外勤務者も多く、地域の安全確保のため、防災の日などに協力員のPRを行 い、各地区の消防団活動協力員の登録人数を増やし、有事に備えます。 重要業績評価指標(KPI) 項 目 数値(平成 31 年度) 2∼3 ヶ所/年(新規指標) 「子どもの目線の減災マップづくり」作成数 地域減災リーダー増加数 5 人/年(新規指標) 消防団活動協力員増加数 5 人/年(新規指標) 主な事業 事業名 内 容 ・機能する自主防災組織づくりの一環として、地域の減災マ ップづくりに取り組みます。その際、地域の子どもたちも 「子どもの目線の減災マップづくり」 参加し、地域の歴史、地形、地質、危険個所、危険構造物、 事業 避難経路などの学習と子ども目線の意見を取り入れ、地域 を愛する心と探求心を育みます。 ・モデル事業として、各種団体による現地確認を行い、災害 「地域ハザードマップ」作成事業 時に備えた「地域ハザードマップ」を作成します。 ・減災のパイオニア自治体として一層の強化・充実を図りま 地域減災リーダー協議会事業 す。 消防団活動協力員登録事業 ・協力員の PR を図り、登録者の増員を図ります。 36 施策4−3 買い物弱者支援と高齢者の見守り 施策の概要 ○ 高齢者などの買い物弱者に対し、実際に商品を見て、触って購入することができるよう支 援するとともに見守りを行います。 ○ 買い物弱者支援を希望する地区や地域に車両を購入、貸与し、その地区や地域が運営主体 となり、週 1 回程度の買い物の送迎などができるようなモデル事業の検討を図ります。 ○ 買い物支援車両の運転を担う地域ボランティアの募集など、地域で支える買い物弱者支援 のための検討を図ります。 ○ 現在、民間で行っている移動販売については、上記の買い物弱者支援事業地域と区分し、 現在よりも巡回箇所を細かくすることにより、効率的な運行を行います。 重要業績評価指標(KPI) 項 目 数値(平成 31 年度) 買い物支援車両導入事業 移動販売箇所数 2 ヶ所/年(新規指標) 巡回場所見直しにより 60 ヶ所(新規指標) 主な事業 事業名 買い物支援車両導入事業 地区移動販売車促進事業 (4−3連携事業) 内 容 ・モデル事業として、車両を購入、貸与などの実施方法を研 究・検討します。 ・買い物支援車両導入事業の相乗効果を図りながら、高齢者 などの生活を支援します。 37 施策4−4 韮崎市の知名度アップ(ニーラを活用した事業) 施策の概要 ○ 市外への転出者や市外在住者が韮崎市に興味を持つよう、ニーラを活用した広報活動を行 います。 ○ 現在のニーラの着ぐるみは一人で動くことが困難なため、改良を行い、元気に動き回るニ ーラで、イメージアップを図ります。 ○ ニーラのテーマソングを作成し、韮崎駅の鉄道の発車メロディや保育園での遊戯の曲とし て活用し、市民が韮崎市へ愛着が持てるようにします。 ○ ニーラのお守り(無事に韮崎にかえる)や切符など新たなグッズを作製し、市のイメージ キャラクターとしての浸透を図ります。 ・ ・ ・ 重要業績評価指標(KPI) 項 目 数値(平成 31 年度) ニーラのイベント参加回数 100 回/年(新規指標) ニーラの新規グッズ作成数 1 個/年(新規指標) 主な事業 事業名 ニーラプロジェクト事業 内 容 ・ニーラを活用した韮崎市の PR を行います。 38 施策4−5 公共交通の充実と健康寿命の延伸 施策の概要 ○ 市民バスなどの公共交通を充実させ、交通弱者の支援を行います。また、公共交通の充実 により、自家用車の利用を控え、公共交通が利用できるまでの間を徒歩で移動し、その運 動量の増加による健康づくりを図ります。さらに、ウォーキング教室などの開催数を増や し、ポイント制を導入し、ウォーキングの普及と習慣化を行い、健康寿命の延伸に努めま す。 ○ 小学校スクールバスの空き時間の有効活用を図ります。 ○ 市民バスの路線や車両について検討を行い、公共交通サービスの充実を図ります。 ○ ウォーキング事業を 1 つの組織に集約し、事業の見直しや充実を図り、市民の健康づくり に努めます。 ○ ウォーキング事業に新たな組織に登録された方に、万歩計や活動量計を利用していただき、 日々の成果が目で実感できるようにします。 ○ ウォーキングの実績が実感できるよう歩数や歩行距離によるポイント制を導入します。 ○ ノルディックウォーキングやオリエンテーリングなどを周知します。 重要業績評価指標(KPI) 項 目 数値(平成 31 年度) 市民バス利用者数 65,000 人/年 ウォーキングイベント開催数 12 回/年(新規指標) 主な事業 事業名 市民バス運行事業 にらさきウォーキング事業 内 容 ・公共交通の多面的な意義を検証し、交通の充実と健康の促 進に努めます。 ・心と体を養い、健康寿命を延ばすために各種ウォーキング 事業などに取り組みます。 39 資料編 1 アクションプラン 41 42 43 44 45 46 47 48 2 策定経過について 総合戦略の策定にあたっては、「産官学金労言」の関係者及び市民などで構成される「韮 崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定審議会」と庁内職員で形成される「戦略チーム韮 崎」の連携により市民の視点での策定を図りました。 「戦略チーム韮崎」は、4 つテーマに対してそれぞれ「戦略チーム」を立ち上げ、戦略に盛 り込む内容について論議を行いました。それぞれの戦略チームにおいて論議を重ね、提案さ れた多くの事業を審議会へ提出し、審議会においては、これらの提案事業をはじめ、審議会 独自の提案も含めて審議を行い、「審議会」と「戦略チーム韮崎」が協力し、事業の立案に 至りました。 ■策定経過 年 月 日 会議・内容など 平成 27 年 5 月 21 日 第1回韮崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定審議会 平成 27 年 6 月 8 日 戦略チーム韮崎 チーム 3「婚活・結婚」「出産・子育て」 平成 27 年 6 月 22 日 戦略チーム韮崎 チーム 3「婚活・結婚」「出産・子育て」 平成 27 年 6 月 23 日 戦略チーム韮崎 チーム 4「地域のつながり」「安心」「安全」 平成 27 年 7 月 2 日 戦略チーム韮崎 チーム 2「移住・住宅」 戦略チーム韮崎 チーム 1「産業・雇用」 チーム 3「婚活・結婚」「出産・子育て」 チーム 4「地域のつながり」「安心」 「安全」 戦略チーム韮崎 平成 27 年 7 月 21 日 チーム 1「産業・雇用」 チーム 3「婚活・結婚」「出産・子育て」 チーム 4「地域のつながり」「安心」 「安全」 平成 27 年 7 月 22 日 戦略チーム韮崎 チーム 2「移住・住宅」 平成 27 年 7 月 7 日 平成 27 年 7 月 30 日 第2回韮崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定審議会 平成 27 年 8 月 3 日 平成 27 年 8 月 11 日 戦略チーム韮崎 チーム 3「婚活・結婚」「出産・子育て」 戦略チーム韮崎 チーム 1「産業・雇用」 チーム 4「地域のつながり」「安心」 「安全」 平成 27 年 8 月 19 日 戦略チーム韮崎 チーム 2「移住・住宅」 平成 27 年 8 月 21 日 第3回韮崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定審議会 平成 27 年 8 月 25 日 戦略チーム韮崎 チーム 1「産業・雇用」 平成 27 年 8 月 27 日 戦略チーム韮崎 チーム 3「婚活・結婚」「出産・子育て」 平成 27 年 9 月 1 日 戦略チーム韮崎 平成 27 年 9 月 10 日 戦略チーム韮崎 チーム 4「地域のつながり」「安心」「安全」 チーム 3「婚活・結婚」「出産・子育て」 平成 27 年 9 月 18 日 第4回韮崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定審議会 平成 27 年 9 月 29 日 戦略チーム韮崎 チーム 4「地域のつながり」「安心」「安全」 平成 27 年 10 月 15 日 第5回韮崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定審議会 49 3 韮崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定審議会委員名簿 役職 委員長 選出団体等 団体役職 東洋学園大学現代経営学部 学部長 氏 井 名 原 久 光 副委員長 韮崎市地区長連合会 会長 小田切 韮崎公共職業安定所 所長 市 川 正 明 支店長 長 田 幸 夫 社長 小 澤 一 司 会長 小 林 修 組合長 澤 井 實 センター長 内 藤 香 織 委員長 内 藤 慶 子 韮崎市商工会 会長 岩 下 和 彦 韮崎市農業委員会 会長 中 島 尚 武 経営者 野 田 ひろみ 会長 保 阪 幸 彦 理事長 向 山 建 生 取締役論説 委員長 向 山 文 人 (株)山梨中央銀行韮崎支店 (有)オザワホーム (山梨県宅地建物取引業協会峡北支部(推薦)) 韮崎市社会福祉協議会 梨北農業協同組合 韮崎市子育て支援センター 委員 韮崎市教育委員会 野菜パンの店 石窯パン ド・ドウ(移住者) 韮崎市民生委員・児童委員協議会 NPO 法人減災ネットやまなし (株)山梨日日新聞社 優 (敬称略、氏名五十音順) 50 4 “チーム韮崎”名簿 チーム1 「産業」「雇用」 役職 氏名 所属 ※☆は戦略チームリーダー 岩 下 JA 梨北振興指導課長 中 込 賢 治 帝国データバンク甲府支店長 小松崎 五 郎 ツルヤ化成㈱常務取締役 齋 藤 嗣 樹 井筒屋醤油㈱ 山 寺 直 美 (有)喜月堂 保 坂 弘 子 会計課長 神 谷 壯 一 税務課長 平 賀 六 夫 商工観光課長 大 石 智 久 教育課長 山 本 俊 文 農林課 東 條 匡 志 ☆ 福祉課 清 水 博 美 企画財政課 輿 石 知 也 企画財政課 歌 田 (株)山梨日日新聞社 YBS 経営戦略局長 市民 参加者 など 課長 職員 明 篤 (敬称略) 51 チーム2 「移住」「住宅」 役職 氏名 所属 ※☆は戦略チームリーダー (株)山梨日日新聞社山日 YBS 経営戦略局長 市民 参加者 など 課長 職員 岩 下 明 緑と大地の会副代表(交流移住応援) 水 垂 修 穴山公民館主事 河 西 久 美 山梨県宅建協会峡北支部理事 浅 川 koppa(移住者) 名 取 裕 子 議会事務局長 小 泉 尚 志 介護保険課長 小 澤 農林課長 伊 藤 保 昭 企画財政課長 藤 巻 明 雄 総務課 稀 代 邦 哲 ☆ 介護保険課 仲 田 真 子 企画財政課 宮 澤 美 穂 建設課 向 山 洋 平 武 徹 (敬称略) 52 チーム3 「結婚」「婚活」 「出産」「子育て」 役職 市民 参加者 など 課長 職員 氏名 所属 ※☆は戦略チームリーダー NPO 法人ちびっこはうす副理事長 松 本 恵 子 なないろ㈱代表(地域情報誌) 輿 水 啓 星 山梨学院短期大学特任講師 中 山 友 江 やまなしまんまくらぶ代表 若 尾 直 子 福祉課長 秋 山 繁 保健課長 大 木 純 収納課長 山 本 信 市民課長 功 刀 重 文 政策秘書課長 内 藤 一 穂 総務課 齋 藤 税務課 青 山 あけみ 総務課 早 川 千 尋 市民課 嶋 津 優 弥 司 ☆ (敬称略) 53 チーム4 「地域のつながり」 「安心」「安全」 役職 市民等の 参加者 課長 職員 氏名 所属 ※☆は戦略チームリーダー NPO 法人減災ネットやまなし 副理事長 嶋 田 均 韮崎市消防団団長 志 村 仁 総務課長 五 味 秀 雄 建設課長 石 川 正 彦 上下水道課長 飯 室 光 俊 環境課長 戸 島 雅 美 教育課 小 泉 正次郎 ☆ 建設課 清 水 秀 樹 教育課 望 月 佐知恵 企画財政課 保 阪 明 美 (敬称略) 54 韮崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略 発 行:平成27年12月 企画・編集:韮崎市役所 企画財政 人口対策担当 〒407-8501 山梨県韮崎市水神一丁目 3 番 1 号 電 話 0551-22-1111〈代表〉 FAX 0551-22-8479 URL http://www.city.nirasaki.lg.jp/ 55
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