社会的弱者(障害者)支援協力の中米モデル策定に向けた基礎調査 障害分野情報共有管理システム構築提案書 (コスタリカ国) 2006 年 3 月 国際協力機構コスタリカ駐在員事務所 前文 コスタリカ共和国における国際協力機構(JICA)の障害者支援分野への協力は、1979 年 度の青年海外協力隊「理学療法士」の派遣に始まりました。2005 年度現在までに協力隊員 52 名が関連分野へ派遣されております。 2002 年度より5年間の計画でコスタリカにおいて「リハビリテーションチームアプロー チ」を主題とする広域セミナーを開催し、同一地域・類似分野に派遣されている協力隊員 の在外における活動支援強化、及びコスタリカのみならず中米カリブ地域におけるリハビ リテーションサービスの質の改善を目指した取り組みを行ってきました。2005 年度の第 4 回セミナーにおいては、中米カリブ地域に派遣されている関連分野の協力隊員と隊員のカ ウンターパート 50 名を含む専門職・技術職・障害当事者 196 名の参画を得、知識・技術 の向上のみならず障害者支援に携わる異なる職種間の協働の重要性の認識を高めました。 このような背景の下、我が国の対コスタリカ協力重点分野の一つとして「市民生活の質 の向上」を掲げ、社会的弱者支援(障害者)を右分野における協力優先課題と位置づけ、 コスタリカを拠点としつつも、中米カリブ域内の共通課題への対応を通じた地域裨益効果 の高い協力実施に向けた機運が高まりました。JICA は右を受け、具体的な協力実施の可能 性を検討するための基本調査として、2005 年 1 月にコスタリカ国家リハビリテーション特 殊教育審議会、経済企画省、JICA コスタリカ事務所との間で調査協力協定を締結し「社会 的弱者(障害者)支援協力の中米モデル策定に向けた基礎調査」を実施するに至りました。 本報告書「障害分野における情報共有管理システムの構築提案書(コスタリカ)」は、 同基礎調査の一環として、コスタリカ障害関連組織の連携強化、障害関係の情報提供の促 進するためのツールとして提案されたものです。同報告書が、障害者支援分野において 様々な協力を展開している関係者の活動の推進に少しでも役立つことを心より願ってお ります。 本調査の実施及び取り纏めにあたりご協力いただきました関係者の皆様に厚く御礼申 し上げると共に、今後とも格別のご支援をお願いする次第です。 2006 年 3 月 コスタリカ駐在員事務所長 山本美香 2 目次 1. 2. 3. 概念 4 1.1 内容 4 1.2 課程が統治すべき規定 4 1.3 組織間の相互関係 5 1.4 構成要素 6 全国障害情報システム(障害情報システム) (デザイン) 8 2.1 障害情報システムの目的および重要性 8 2.2 障害情報システムの規模 9 2.3 構造 10 情報制度:その課程および結果 14 3.1 障害情報システムの要求およびニーズ 15 3.2 障害情報システムの企画および手順 17 3.3 障害情報システムの構成要素 25 付録 3 1. 概念 全ての情報へのアクセスは、全市民の権利である。多くの場合、この権利へのアクセス 手段の不足により差別や不利な状況が発生している。 コスタリカにおける障害者も例外ではなく、差別され不利な立場に置かれた住民である。 この問題に対する何等かの解決を目的とした、障害に関する知識および障害者とその家族 に対するサービスの唯一の窓口になるコスタリカにおける障害情報共有管理システムの 設立を提案する。 1.1 内容 ODIS(障害情報共有管理システム スペイン語では Observatorio de la Discapacidad en Costa Rica)は、障害者を社会の領域の全てに参加することを促進する情報へのアクセス の民主化、知識を平等に利用する可能性およびサービスの行使の保障、組織間連携の促進 に関連する中心的なシステムとして機能する。 障害情報共有管理システムは以下の項目を実現することにより機能される。 - この分野の重要項目を明確に実施することが可能な、多くの基準を遵守したチー ムを維持し続ける - 学問的な厳格および正確な情報作成に必要な適切を重視した情報の収集、処理、 分析、確認および普及手順を開発する - 情報システムにおける情報を利用者に有効的、また手早く友好的に配列する具体 的な的な活動を実施 障害情報共有管理システムは、経験および技術的助言を実施するため、コスタリカ大学 のオブザーバトリー開発機関と緊密に技術的調整して機能する。図 1 は両機関の関係およ び障害情報共有管理システムとその他の要素との関係を表している。 1.2 情報収集および管理過程を統治すべき基準 障害者関係の情報の機密性および信用性を保証するには、情報収集、記録および管理に 関連する最低限の基準が必要である。この基準は次のとおりである。 4 a. 障害者のプライバシー、尊厳、および権利を尊重し、障害者が自発的に提供した情 報のみを収集する。 b. 固有名詞を取り入れず、統計的処理を行うほか、情報の許可なしのアクセスや悪用 を防止するように管理する。 c. 市民参加原理に基づき、資料の作成に障害者、障害者体表組織およびその他関係機 関の参加を基本とする。 d. 資料の目標に基づき内容を編成し、少なくとも年齢、性、障害の種類および身分証 明書など身元確認コードを記入する。 e. サービスへのアクセス情報および周辺環境の利便性の詳細情報を記載する。 f. 統計および情報収集において、無名および機密性を尊重する倫理的原理を遵守する 2 。 1.3 組織間連携 障害情報共有管理システムは、障害者の発展に好意的な公正、平等および機会の平等が 統治する社会を目的にした、公共機関、民間企業および NGO が実施する事業の連携強化を するために重要な役割を果たし、障害者団体は、障害者の具体的な問題に対面し、その解 決に直接関わるため、組織間連携の発達に不可欠な機関である。 このように、障害情報共有管理システムは情報および知識の普及だけでなく、不満、現 状および目標を把握し適切に連携調整した活動を実施する。 2 国連障害者の権利協定案第 6 条。 5 図 1 コスタリカにおける障害監視局の形成 他組織間ネット ワーク 障害情報シス 全国障害者 テム障害情報 登録 バーチャル図 司法 障害情報共有管理 システム 書館 意見交換 専門家 アンケー ニュース の場 ト調査 オンラインサ 告発ポスト ービス オブザーバトリ ー開発機関 1.4 構成要素 当初、次の要素が障害情報共有管理システムを構成する(図 6.1)。 a) 障害情報システム:障害情報システムは、情報が効率的に発生源から最終利用者に流 通する手段である。この部の第 2 項で同整備の活動手段を記述する。 b) 司法:現行法律の知識は、提供される権利を行使する第一歩である。また、障害者の 権利を制定する法律は、障害者にアクセスできないといけない。このため、障害情報共有 管理システムは法律の普及に加え、障害者が手早く容易かつ効率的に法律へのアクセスを 可能にする。これには、法律をカテゴリーにより分類し、特定の単語又はテーマで検索で きるよう整備する。 c) 専門家:障害情報共有管理システムは、分野別の専門家組織リストをコスタリカ社会 6 に提供するほか、それらの連絡先を提示し、専門家の知識へのアクセスを円滑にする手段 を導入する。 d) バーチャル図書館:バーチャル障害関係図書館の設立は、障害に関連する情報へのア クセスを円滑にすることが目的である。この図書館は利用者に発行物を提供するのでなく、 情報の場所およびアクセス方法を提供するものである。これらの資料は利用者の関心とな るテーマで分類される。 同図書館の内容は、一般的に国家リハビリテーション特殊教育審議会の図書館が資料源 であるが、全国の公共図書館、国立大学、調査資料センターおよび関連機関から資料を選 択する。 また、図書館および障害情報システムの資料整理のため、資料を分類する基準にICF を導入することが必要である。 e) 全国障害者登録:障害者を対象にした活動は、個人のプライバシー権利を尊重する必 要があるが、多くの場合、政府が良いサービスを提供するために障害者を登録することを 提言している。このため、同計画は全国の障害者の基本データを厳密に、最低限の質の基 準を確保したものを収集・登録することを考慮している。この登録は情報保護を尊重しな がら次のことを可能にするべきである。 - コスタリカにおける障害種別人口および人口の特徴を把握 - 全国的および地域別の障害者のニーズをモニタリングする - 優先的手当が必要な障害者グループを突きとめる - 状況により、特定障害者に対する支援および恩恵を与える - 障害情報システムの統計部門を更新および維持する。 f) 障害者に対するオンラインサービス:障害者によるサービスおよび資源の利用を容易 にするため、利用者が自宅、職場等から情報にアクセスできるようインターネットを通し て情報を提供することを提案する。 g) 意見交換の場の提供:これは、意見交換により障害関係のさまざまなテーマに関係する 討論を促進し、討論を通じてこれらのテーマに関するコンセンサスを得ることを目標にし ている。 h) 告発ポスト:障害情報共有管理システムは障害者による権利の行使および指示を普及 するため、苦情および不安を保護機関(国家リハビリテーション特殊教育審議会およびオ ンブズマン)に届ける上告制度を導入し、これらの機関による権利保護活動に支援する。 7 i)アンケート調査:必要時又適切とみなす時期に障害関係の特定テーマのアンケート調 査を実施する。 k)ニュース:障害関係の情報および優れた知識をマスコミ書式で提供する。 2. 国家障害情報システム 障害情報システムの構築を始める前に本質的な概念が必要である。これは、構築、デザ イン、活動および整備の実施過程に必要であり、常時取得する情報の討論、分析および評 価が可能になる。これは、情報の収集、カテゴリー・指標・指数の確立、そして必要な情 報処理の実施を可能にする。 本質的な概念を制定するには、障害の定義が必要不可欠であり、提案した哲学および概 念を遵守した整備の規模を定める概念および活動の範囲を制定する。 2.1 障害情報システム の目的および重要性 障害分野には大量の情報があり、障害者のニーズを満たすツールや知識とするには、こ れらを体制化および図式化することが必要である。 徹底的な調査の結果、この文書にて、「障害者の現在および今後のニーズを満たすため に必要な情報を適切に図式化および体制化すること」を目的とする国家障害情報システム の確立手順を提案する。 この情報システムは国家リハビリテーション特殊教育審議会が運営し、この文書におけ る提案の実施および拡大をしていく。また、このシステムの利用者は、国家リハビリテー ション特殊教育審議会、公共機関および障害者に対する福利およびサービスを提供する団 体であり、このシステムから入手した情報を基に障害者の需要を満たすことが可能になる。 情報システムの確立及び適応により、短期・中期的に、国家リハビリテーション特殊教 育審議会が、障害者の状況に関する信用性があり適切な情報の連結、保管、分析が可能な、 国全体の障害分野にとって重要なツールを確立することを望む。 同じように、障害情報システムにより、障害者の関係分野の情報を入手し、障害者の生 活の質向上を図るために不足している情報を把握することが可能になる。 8 障害情報システムの導入により次の 4 つの利点が得られるが、そのためには適切な情報 システムが必要である。 • 情報の図式化および体系化:意思決定をする人に多数の情報を必要な特定および体系 化された情報に要約することが可能になる。 • 定期的に正確補足情報および特定情報を策定する:最高 1 年のサイクルで特定のデー ターを収集する。また、補足的資料は地域レベルにおける状況把握のための資料であ る。もし、地区に属さない高い信用性の情報があった場合はその地区に属さないこと を明記すべきである。 • 情報の不在又は不足を示す:障害情報システムを導入することにより、利用者は情報 の不足又は信用度の低い分野を把握することが可能になる。これは、障害者による需 要やニーズに直接影響する他、障害情報システムの運営者は今後の活動に必要な方針 を把握することが可能になる。 • 障害者の重要なニーズを把握する:障害情報システムの情報収集および概要作成によ り、利用者は障害者の需要を満たしていない分野を把握し、この人口のニーズを把握 することが可能になる。 このため、障害に関係するさまざまな重要情報の収集、体系化、分析および解釈する必 要がある。このニーズに対応するため、同文書にて、国家リハビリテーション特殊教育審 議会に対し、重要情報の収集および管理運営を可能とする障害情報システム確立の手法を 提案する。そして、障害情報システムは、国家リハビリテーション特殊教育審議会の障害 とリハビリテーションに関する政策策定において役立つ。 同システムの導入には、経済的、人材的資源に多額の投資が必要であるが、その利益と 将来性からすると、その投資は必要である。障害情報システムの適切な形成に必要な条件 は次のとおりである。 2.2 障害情報システムの規模 この調査における障害情報システムの活動分野は、全ての人々の自由かつ全面的なアク セスを保障すべき人間開発分野に集中している。この優先的活動分野は次の 6 セクターで 構成されている。 • • • 教育 保健 労働 9 • • • 物理的空間 情報コミュニケーション 社会保障 この活動分野の選択は、法律第 7600 号の第 2 部の 7 章を参考にして、それぞれに障害 者のアクセスを保障することを目的にしている。また、国家リハビリテーション特殊教育 審議会の決定で法律に制定されている交通および文化、スポーツおよびレクリエーション を除き、社会保障を取り入れた。 2.3 構造 ここで提案する障害情報システムは、障害者の生活水準統計資料を通じ、国家リハビリ テーション特殊教育審議会の意思決定の支援及び障害者登録が中心的な役割である。この ため、障害情報システムは登録およびニーズの調査による資料の二通りのユニットで構成 される(図2)。 図2: 障害情報システムの概念的組織図 障害 ICF CI 社会統計登録 障害者のニーズ調査 グラフ 3 を参照 Demand 需要 Ofert 供給 機関におけ 機関における 障害者のニーズの調 X タイプの障害人口 機関統計調査整備 X タイプの障害人口 ó グラフ2 グラフ2 10 地域開発地域住民参加型 X タイプの障害人口 ó グラフ2 報告書 る統計資料 障害者に対する資源お グラフ2 a) 障害者の統計登録ユニット 障害情報システムの第一ユニットは全国の障害者登録機能を果たす。これは、社会的統 計および人障害者のデーター入力を簡単に操作することが可能なインターフェースを持 ったデーターベースを構築することにより、第二ユニットの一部に供給する事が可能にな る。 b) ニーズ調査ユニット 第二ユニットは、障害者ニーズ調査から確保した情報を含有する。この調査結果は、障 害者に対する資源、サービス、サポートなどの需要面と供給面で構成される。 需要 構成要素の需要は次の情報源から発生する。 - 障害者の統計情報の系統化(量的) - 障害者のニーズの調査(量的) - 地域における手続きセミナー(量的) 障害者の統計情報の系統化は、自由に使用できるコスタリカの公共機関が実施し多様な 統計情報に及ぶ。これにより、公共機関による資源およびサービスの提供による障害者の ニーズの満足度(カバーした人口)を把握することが可能になる。 障害者ニーズ調査は、障害者のニーズの需要の不満足度(不カバー人口)を把握するこ とを目的にしている。この調査は、中心的領域へのバリアフリー化の不足分およびニーズ を察知するにふさわしい質問事項を利用する。 国家リハビリテーション特殊教育審議会が実施する障害における住民参加型地域開発 ワークショップは、障害者の生活状況の向上を目的にした地域開発の促進に役立つ。これ により、統計で得られなかった追加情報を収集することが可能になるであろう。 これらの手段により得た全ての情報は、前項で指定した活動領域に応じて分類し、今後 障害情報システムを構成する(グラフ)。 供給 構成要素の供給は、障害者に対する社会資源とサービス内容が目に見える結果である。 11 この情報整備は、公共機関の社会資源とサービス状況、障害者に直接影響する法律、NGO および国際協力などの情報を障害情報システムの利用者に対して供給することを目的に している。 c) 国際生活機能分類(ICF)の利用 障害情報システムのデザインおよび開発案は、国際生活機能分類の導入を重視している。 この基準は障害の理解と分類に必要な参考であり、障害情報システムによる調査(アンケ ート、目録等)および登録ユニットにおける障害分類の共通化を可能にする。 12 図3: 障害者に対するサポートの需要と供給に関する指標の体系化 Xタイプの障害者 社会的人口 特徴 社会保障 教育 労働 保健 物理的空間 ・労働権利 ・優先的育成 ・雇用者の指導 ・雇用者の義務 MTSSの義務 ・教育計画 ・PCDの参加 ・適合と支援サービス ・教育制度の形式 ・教材 ・家族の両親 ・入院又は回復 ・MEPの義務 交通 ・歩道 ・駐車場 ・エレベーター ・傾斜路/階段 ・住宅及び人間居住 ・アクセス ・調整及び管理 ・リハビリテーションサービス ・使用可能なサービス ・交通手段の適合 ・MSPの責任 ・生命保険又は証紙 ・入院条件 ・保障、便利とプライバシー 図4 文化、スポー ツ及び保養 情報及び通信 ・バリアフリーを施した情報 ・テレビ番組 ・公衆電話 ・図書館 ・物理的空間の標識と指示 ・タクシーの適合 ・ターミナル及び駅 ・駐車の簡単さ ・物理的空間へのアクセス ・文化、スポーツ又は保養活 動へPCDの参加 ICF の構造 ICF 第一部 生活機能及び障害 心身機能及び構造 心身機能 身体構造 接頭辞 b 接頭辞 s 第二部 背景因子 活動及び参加 能力 達成/実現 接頭辞 d 環境因子 バリアフ リー/妨害 接頭辞 e 国際生活機能、障害及び保健分類(ICF)の育成マニュアル、2005年1月31日∼2月4日、25及び68ページ 13 個人因子 コード化で きない 3. 情報システム:その過程および結果 現在、意思決定にあたり情報は不可欠であり、人間の生活水準に関係する場合には最も重要で ある。このため、世界中の組織又は政府にとって、優れた信用性の高い情報を入手することが必 要不可欠である。しかし、多様な情報が存在するため、情報の運営は多くの場合困難な重労働に なる。 このため、情報の作成、取り扱いおよび解釈を統一する方法および過程の存在は、決定者の能 力を最大限に発揮するのに必要な要素である。情報システムとは、情報および一般的資料の作成、 取り扱いおよび結論に達する過程を統一し、対応方針を作成又実施する人たちの活動を容易にす るツールである。この整備は、大量の情報を自動化し、国民の多様なニーズに対応するのに必要 な特定の知識を生み出す情報を作成する。 また、情報システムは「ある組織の活動を支援する目的で相互作用した要素」(Cohen, D.; Asín, E.; 2000) とも定義できる。情報システムの機能は、原料を変化および有効にすることにより普 及および流通する製品を獲得する工業過程に似ている。 情報システムにおいては、特定の課題の資料および関連情報が原料であり、これらを体系化お よび整備化する変化および有効化過程に入力することにより、意思決定に適した情報を獲得する。 次のグラフは、情報システムの重要三段階を表している。第一段階は情報システムの原料にな る基礎資料であり、孤立資料と定義され、多様な型で多様な情報源に存在しており、次の段階に 進むために情報システムに入力する必要がある。 孤立資料を収集および情報システムに入力した後、第二段階が開始する。これは、システムの 情報内容の選択と保管する情報の保管および孤立資料を決定に適した情報に変化する情報処理 で構成する二通りのフェーズに分かれている。 最終段階は、システムから有効な情報の出力である。孤立した資料を有効化および体系化過程 を通した後、意思決定者の活動を円滑にするための知識の発達に必要な有効且つ適切な情報を定 期的に提示する。 14 図5 原料 資料 第一段階 情報システムの一般的過程 過程 成果 システム 情報 第二段階 知識 第三段階 3.1 障害情報システムの要望およびニーズ 情報システムは技術および情報へのアクセスを基礎にしたツールであるため、利用者および管 理者の要求に対応することが可能である貴重な情報処理機材で構成する。 システムへの要望は、その管理者が当初規定するニーズおよび目的にも左右される。例えば、 情報システムから引き出した全ての情報をインターネットで検索可能にすると規定した場合、情 報システムの管理機関は情報量に適したサーバーを必要とする。 同じく、情報システムの利用者のタイプにより要望が変わる。例えば、利用者がインターネッ トへアクセスできない場合、サーバーへの投資は無駄である。また、利用者の情報へのアクセス および認識に差がある場合、全員が情報を適切に解釈することを目的に、その表示を多様化する ことが必要である。 障害情報システムは独特の特徴を備えているため、その他の情報システムが必要としないであろ う要望がある。障害情報システムは対象人口の情報能力およびアクセスレベルの違いを重視する ほか、完璧に情報システムを導入するに当たって、管理機関は情報処理の不適格な状況に直面す る。また、情報システムの能力および需要に対する国家リハビリテーション特殊教育審議会の職 員の不本意が発生する可能性も考慮する必要がある。 また、情報システムの条件の規定において、障害者を適切に描写する統計情報が不足している ことを考慮する必要がある。このため、情報システムを構成する情報のタイプおよび有効性は障 害情報システムの管理者が指定する。また、障害情報システムは情報が不足している分野を指摘 するが、その穴埋めする情報の作成を達成させる手段および方法を築くのは管理者の責任である。 15 障害情報システムの最終的な要望は国際機能、障害および保健分類(ICF)を適切に利用する ことに関連している。ICFの最終的な目標は「統一および標準化した用語、保健および保健関 連状況の概念のフレームの提供」(OMS、2001 年)である。ICFは情報システムを構成する変 数の分類および分類法に基づいた作成の基礎になる。このため、障害情報システムはICFの注 釈に基づいて国家リハビリテーション特殊教育審議会が作成した構造を備える。 ニーズおよび成果を適切に果たす情報システムを導入するため、次のグラフに障害情報システ ムの導入要望を明確にする概要を記載する。 表1: 障害情報システムの要望およびその対応 要望 ウェブに情報を配 列する。 対応 最低にも次の特徴をそろえたサーバーを所有する。 • 5 ギガバイトの容量のハードディスク • 3 ギガバイトの RAM メモリー • プロセッサー二台 • サーバー機能を持ったコンピューター一台 • 管理可能なオペレーティングシステム • ドメインの登録 オンラインで障害情報システムの様態のデザインおよび実行 するウェブマスターが必要である。 • 最低月給:35 万コロン 管理者は、情報システム利用者の状況および能力の違いに対 情報システム利用 応する必要がある。情報システムで獲得した情報にバリアフ 者全員にアクセス リーを施すには: 可能な情報。 • 視覚障害人口に対するバリアフリー基準を遵守する。 • 情報システムに含む全ての情報をブライユ点字法で提供 する可能性を配列する。 • 情報システムの印刷した情報を集中する書類センターを 配置する。 • レスコ(LESCO)手話能力を持つ職員 • 情報システムから獲得した情報の適切な出版および普及 の配列 障害情報システムが提供する情報に対して国家リハビリテー 国家リハビリテー ション特殊教育審議会の職員が無視および信用しない可能性 ション特殊教育審 議会職員の不本意。 がある。この問題に対応するには次のことが必要である。 • 定期的に障害情報システムの影響力および制限を発表す る。 • 情報システム責任活動チームを調和することを目的に、 国家リハビリテーション特殊教育審議会の職員の団結を 促進する。 • 組織内外の人間を対象にした情報無料通信を最高 1 年毎 3 責任者 国家リハビリテ ーション特殊教 育審議会 国家リハビリテ ーション特殊教 育審議会 OdD/UCR3 国家リハビリテ ーション特殊教 育審議会 JICA この要望および結果の実施におけるOdD/UCRの役割は当書類提出と共に初提案を提供するこ とである。当書類提出後の活動は国家リハビリテーション特殊教育審議会の責任である。 16 に発行する。これは、電子的および紙面にて発行できる。 情報システムにおける管理者の職務および義務を指摘す る。 情報システムは大量の標準化した情報を含む必要がある。現 在、ある程度の情報は存在するが、作成又は生産基準が統一 していない。情報システムには、多様な情報の作成の基準を 制定する必要がある。このため、次の項目が必要である。 • 情報作成の基準を形成する制度を策定する • 基準の統一を目的に、国家リハビリテーション特殊教育 審議会の支援を必要とする組織を提言する。 ICFを適切に利用することが最も重要な要望の一つであ る。このためには次のことが必要である。 • ICFを適用方法案を提供する • 国家リハビリテーション特殊教育審議会の職員が提供す る注釈を基礎に取り入れる。 情報システムは、情報収集に関して活動的で能率が良い職員 グループを必要とする。同職員グループに次の専門職員を含 むことを提言する。 • 全体コーディネーター • 統計 • 情報処理、技術管理者 • ジャーナリズム、情報システムで得た情報の普及。 • 図書学、情報の保管および普及。 • 情報システムに必要な情報収集を担当する数人の補佐、 統計学上級生であることが望ましい。 • 情報の不足 ICFの適用 情報システム管理 に適した人材 3.2 OdD/UCR 国家リハビリテ ーション特殊教 育審議会 OdD/UCR4 国家リハビリテ ーション特殊教 育審議会 国家リハビリテ ーション特殊教 育審議会 ここで提起する 障害情報システ ムの専門家像 は、統計的なも のである。この 機関の状況から すると、新組織 図が決定する前 に、構成するで あろう活動団体 の専門家像を指 摘しないほうが 正しい。 障害情報システムの提起および手順 情報システムのニーズおよび要望を把握した後、障害情報システムの提起および手順の詳細を 開始する。 次のグラフは、障害情報システム確立の手順および過程を示しており、これらの過程は静止状 態でなく、活動的および相互関係でなければならない。また、プロセスの周期性とは年周期をあ らわしているが、全ての情報を1年毎に更新するわけでない。これは、後ほど説明する。 第一および第二フェーズは、情報システムの計画および資料の入力である。障害情報システム の情報入力は大きく四つに分かれており、その内の二つは、入力過程が複雑であり、周期性が変 動するため、実施前に操作過程を遂行する必要がある。四つの情報入力(システムの構成要素と 4 同上 17 も言う)は次のとおりである。 (1)機関における統計 これは、絶え間なく統計情報を作成している公共および民間機関が作成した資料である。例 えば、教育省、コスタリカ社会保障公庫、社会福祉庁、国立職業センター、厚生省等 が挙 げられる。 (2)障害者ニーズ調査 障害者を対象にした調査である。この調査は、障害者における需要に対する不満を直接把握 する。この調査の遂行を担当するのは国家リハビリテーション特殊教育審議会であり、機関 の能力に応じた周期で実施する。 (3)障害者に対する社会資源とサービス情報バンク この情報源は、法律第 7600 号により各公共および民間機関が国家リハビリテーション特殊教 育審議会に提出する各施設および活動における法律遵守状況報告書で構成される。国家リハ ビリテーション特殊教育審議会は、法律第 7600 号の遵守の監視により、障害者に対する社会 源とサービスに関する情報を提示する。 (4)住民参加型地域開発戦略ワークショップ 一般的に、障害に何等かの関係がある人口を対象にしたフォーカスグループを構成し、質的 調査方法および技術を国内のさまざまな地域に導入することである。 以下、これらの構成要素の手順および要件を詳細する。ここでは、各フェーズを全体的に説明 することが重要である。このため、各フェーズの要点および活動を細かく説明する。 第1フェーズ:構成要素の計画 このフェーズは、情報システムに「原料」を供給するための手順の計画および評価である。四 つの構成要素が遂行する情報システムに供給する多様な情報収集の手順を構成要素別に評価す る。 機関における統計および資源とサービス目録の場合、両構成要素は同じ資料収集の基本的な方 法を利用する(以下で説明する)ため、手順が類似している。このフェーズにおける両構成要素 に関連した活動は、基本的な方法およびこの書類で提案する基礎的構造を保ったまま更新する可 能性を評価する。 18 障害者ニーズ調査に関する活動 1. この規模の調査を実施する機関のポテンシャル及びニーズ評価。 2. 調査を実施するために必要な予算および人材の有無を把握する。 3. 対象人口および適切なサンプルの範囲を確認するほか、サンプルの確率的妥当性の検討 (サンプルミス、必要な層を成す等)に必要な事項を検討する。 4. 調査の当初目的の変更可能性を検討する。このため、最初のサンプル調査に利用した質 問事項の変更の可能性を評価する。 住民参加型地域開発ワークショップに関する活動 1. 一定の期間に住民参加型地域開発ワークショップを実施する機関的能力およびニーズ の評価。 2. この調査を実施するために必要な資財および人材の有無を査定する。 3. 調査対象地域を確認するほか、その地域への移動能力を評価する。 情報システムは、確率的調査および住民参加型地域開発ワークショップの遂行には多額の経費 が掛かるため、毎年実施することを管理者に義務付けない。この類の投資の実施に関連する機関 的能力およびニーズを確認する第一フェーズが重要である。 第 2 フェーズ:構成要素 第二フェーズは情報システムにおける情報収集である。グラフ 5 で解るように、障害情報シス テムは前フェーズの構成要素に対当する四つの情報源を持っている。このフェーズの活動は次の とおりである。 機関における統計 1. 関係機関リストの更新および追加。新規に変数が発生した場合、情報源を確認し関係機 関リストに加入する。 2. 新規に情報システムが必要とする情報を評価する。現在情報システムに不在の変数を必 要とする可能性を検討する。 3. 各変数又は指標に関する手順用紙を予備的に完成又は更新する。 4. 各情報源から統計資料を収集する。 5. 印刷された情報を入力する。 19 ニーズ調査 1. 選択した人口にアンケートする 2. 調査のアンケート用紙を収集する 3. 各アンケートにおける情報が完全であることを確かめ、情報が不足しているアンケート を完全にする可能性を評価する 4. 必要なケースに応じて記号手引きを作成する 5. 資料獲得計画を編成又は採用する 6. 各アンケートを記号化して入力する 住民参加型地域開発ワークショップ 1. 選択した地域に提案した手順を遂行する 2. 各地域で獲得した情報を体系化する 3. 体系化した情報を入力する 社会資源とサービス情報バンク 1. 国家リハビリテーション特殊教育審議会の執行部がこの書類で提案する調査事項を完 結することを公共および民間機関に請求する。 2. 調査事項を完結することを請求した機関が、定期内に提出したこと確認する 3. 機関が提出した調査事項が完結していることを確認する 4. 調査事項の資料を入力する これら構成要素による活動の実施は同時に開始する必要がないため、他の活動より早期(年内) に開始することが可能な活動もある。また、ある年に調査又は住民参加型地域開発戦略を実施し ない場合は、各フェーズにおける関連ユニットの活動を省略する必要がある。 第 3 フェーズ:処理 このフェーズでは、前過程で分散および異質な書式で収集した情報を、確認又は有効化のさま ざまなプロセスを通すことにより標準化および体系化した情報に変換する。このため、情報シス テムの管理者は、今までに収集した全ての情報を検討し、状況を評価する。 このフェーズにて、国際生活機能分類(ICF)を導入する。 ICFは違った視点から障害情報システムの構成要素に影響を与える。機関における統計には、 情報の基準をつくり、法律第 7600 号の基準と共に、この構成要素の情報が集中する課題および 複課題の分類することが実現する。 ICFは、両構成要素の対象人口タイプの基礎知識をニーズ調査および住民参加型地域開発ワ ークショップに提供する。サービス情報バンクには、同構成要素の手段を制定するに当たって重 要な評価を与えた。 続いて、このフェーズにおける各構成要素の活動を挙げる。 20 機関における統計 1. 各変数に対する手順を細かく再検討する。同検討は次の点を考慮する必要がある。 a. 明らかに定義されているか、前年度から変更の無いか b. 追加情報および数値情報の情報源を登録したか c. 情報管理担当者が登録したか d. 基礎情報源から直接獲得したか 2. 獲得した情報を採用した分類法に基づき情報を分類する 3. 資料不足が発生した場合、手順用紙に追加し情報不足と記入する。また、情報不足の可 能な理由を記入する。 ニーズ調査 1. 前フェーズで入力した資料の初期分析を行う。各変数に対する周期性および紛失した値 の獲得活動を行う 2. 各アンケートにて提出する資料に紛失した値を確認する 3. 必要又はなくした情報を変更又は再入力する 4. 回答済みアンケート用紙を保管する物理的スペースを設置する 住民参加型地域開発ワークショップ 1. 電子化した情報の再検討し、達成した「焦点グループ」で獲得した資料で確認する 2. 電子化した資料が標準化基準を遵守していることを確認し、手順用紙に記入する。 社会資源とサービス情報バンク 1. 電子化した機関どうしの情報が同種および標準であることを確認する 2. 情報システムに情報を入力する 第 4 フェーズ:有効性 障害情報システムの情報の有効性は、情報システムに確固および信用を与える要素である。こ の有効性プロセスは、第四フェーズで開始するわけでなく、計画編成および情報収集時点から開 始し、このフェーズにおいて修了するプロセスである。 管理機関は情報システムの開始時点からの有効性を目標にするため、前段で述べた全ての過程 を適切に遂行することを確認する必要がある。 このフェーズは機関における統計およびサービス目録ユニットから得た情報の評価を中心と しているが、同じように、ニーズの調査および住民参加型地域開発戦略における過程の有効性も 評価する。この二つの構成要素は、各自の遂行を計画する事前過程があり、情報を獲得した時点 で有効になるため、このフェーズにおいて評価しない。 第四フェーズにおける活動は次のとおりである。 21 機関における統計 1. 2. 3. 4. 資料管理に関する機関的能力および経過を参考にして、中心的な情報源を評価する。 情報収集手順を評価する 資料に関連する重要概念の定義の信用性および堅実さを評価する 連続的資料を獲得した場合、前年度と本年度の値を確認し、大きな差がある場合、その ファクターを解明する 5. 外部有効化を施す。これは、入手した情報を、強い相互関係を期待できる他の情報源か ら獲得した資料と比較する 6. 前段の項目を達成出来なかった場合、収集時点に問題が発生した可能性があるため、情 報源を再評価する。再検討の結果、情報有効化基準を満たさなかった場合、その資料を 情報システムに入力するかしないかを障害情報システム管理者が決定する。 ニーズ調査 1. 以上結果の有無を検討するため、変数を照らし合わせることにより、内部有効化を遂行 する 2. 同類の調査又は関係情報を障害者のニーズの調査結果と照らし合わせて確認すること により、外部有効化を遂行する 住民参加型地域開発ワークショップ 1. このユニットで獲得した情報が、それぞれの調査を遂行した地域の現状を表しているこ とを確認する 2. 収集した情報に不記載事項が無いことを確認する。 社会資源とサービス情報バンク 1. 各質問事項の提出ルートが公式であることを再検討する 2. 各質問事項に提出機関の代表がサインしていることを検討する 3. 各機関の職員が応答する質問事項用紙で提出するため、このユニットの有効化は困難で ある。このため、提出した質問事項の少数を選択し、その他の様式の資料と比較して検 査する。 第 5 フェーズ:データーベース このフェーズにおける活動は、収集した情報の保管方法に関してである。 情報システムを通じて収集した情報の保存の目的を達成するには、第五フェーズに入る前に情 報の解析を行うことが必要である。情報処理資材、保管方法およびシステムへの入力などは事前 に提案すべき項目である。 このフェーズにおける構成要素で収集した全ての情報は体系化されているため、総合的に応用 することが可能である。情報システムは以前に手順を統一しているため、収集した情報は前もっ て制定した構造を遵守するだけである。このため、資料を一点に集中し、重要情報を抽出するこ とが可能になる。 第 5 フェーズの活動は次のとおりである。 22 1. 障害情報システムの構成要素が獲得した情報の後援を創作する。情報システムにおける 情報の支援になる資料をコンパクト又は磁気ディスクに保存することは非常に重要で ある。 2. 情報処理機材の能力を比較し、障害情報システムにおける新規の情報に対するコンピュ ーター能力の影響を調査する。影響が判明した場合、新情報機材を獲得する機関的な可 能性を検討する。 3. 各ユニットで発生した情報を普及に必要な方式による入力を確かめる。 4. 情報システムが策定した書類を保管する物理的空間を書類センターに創作する。 第 6 フェーズ:結果の普及 最終フェーズである障害情報システムを通じ抽出した情報の普及は、前段で述べたように年周 期で行なうことを提案する。 情報の共有及び普及に関しては、多数の技術的手段があり、これは情報システム管理者がニー ズに応じた手段を適用するべきである。現地システムに対応するソフトウエアの制作やニュース レター等は重要な普及手段である。 多くの情報管理者は、四半期、六ヶ月周期又は年周期での普及手段を導入している。また、発 表や印刷における投資予算を縮小するため電子ベースを通じての普及の可能性も検討できる。し かし、この電子ベースでの普及はインターネットでの利用が可能な人口に対する普及となるため、 情報の普及は限られている。 また、六ヶ月周期又は年周期で障害情報システムに関する結果報告書を作成する手段もある。 この報告書は、基礎情報を載せるコミュニケーションと違い、手順および結果の詳細を載せる。 この種類の資料は、情報の規模により、普及が困難になる。 また、現地システム向けのアプリケーションも有効性が高い。これは、障害情報システムが策 定した情報を要約し、利用者に情報策定者がコンパクトディスクにおける普及が可能であるソフ トウエアの作成である。このソフトウエアは、情報のコピーの容易さ、情報システムが収拾した 資料の適切な連結、ソフトウエアのマニュアルおよび資料の最終更新日などを利用者に保障する ことが重要である。 最後に、情報の公表及び普及には、情報システムが策定した数値資料、質的資料など全てを紹 介するウェブサイト等、国家リハビリテーション特殊教育審議会のさまざまな通信手段を利用す ることを提案する。これにより、これらの通信手段にアクセス可能な人間は、常時障害情報シス テムの結果を入手することが可能になる。 現在、ウェブサイトが情報普及に適した手段であろう。しかし、情報システムの管理者は障害 情報システムのデーターを利用する可能性がある人口又は対象人口の特徴を考慮する。もし、全 ての障害者が情報システムの策定した情報にアクセスすることを管理者が希望した場合、インタ ーネットにおける普及だけでは需要を満たすことが出来ない。 23 図6 全国障害情報システムの構造 計画 第 1 フェーズ 第 2 フェーズ ニーズの調査 機関における統計 地域地域開発 資源目録 ワークショッ 第 3 フェーズ 過程 ICF 過程 プロセス IC 有効化 有効化 第 4 フェーズ NO 第 5 フェーズ NO YES 障害情報シス YES テムデーター 結果の発表 第 6 フェーズ 現地システム インターネット 報告書 24 3.3 障害情報システムの構成要素 グラフおよび前段の項目でわかるように、障害情報システムは情報システムに減量を提供する 四大要素で構成している。この要素のうち、機関における統計および障害者のニーズの調査は量 的情報を収集し、住民参加型地域開発ワークショップおよびサービス情報バンクは質的資料に集 中する。 ここでは、各構成要素とその構造、手順および活動条件をきめ細かく説明する。 a) 障害人口統計特徴の登録ユニット 障害関係政策の適切な策定及び実施には、障害者の一般的な特徴(規模、構成および地理的分 布)の把握が必要であるが、この特徴(V.5 項)を把握するのが困難であるため、国家リハビリ テーション特殊教育審議会が、公共政策や障害者分野活動計画の策定及び実施に活用できる更新 した障害人口登録システムを持つ必要性がある。 身体・知的障害者の把握、分類および選択する国立統計登録を組織する 5と制定する国家リハ ビリテーション特殊教育審議会創立法(法律第 5347 号)の第 2 条、e項により、障害人口統計特 徴の組織化を国家リハビリテーション特殊教育審議会に任せる。しかし、この書類で述べていな い理由で現在の登録は失効し、それぞれの決定プロセスに対する支援の役割を果たしていない 6。 現登録の中心的な問題は、この書類における添付3−1(当初サンプル:規模および選択)に記 載している。 このため、信頼できる常時更新した資料を備えることを可能にすることにより、国家リハビリテ ーション特殊教育審議会の決定を強化する登録を新規に障害情報システムが導入することを提 案する。人間の登録であるが、確認を可能にする資料内容であるため、登録された人間のプライ バシー権利を保護する為、国内および国際法、統計倫理が制定する権利を遵守して、内密に取り 扱う必要がある。 5 この条は、 障害者の人権の新傾向に基づき解釈するべきである。 2005年3月11日にダニエル・ムリリョ技士が提供した資料およびその再検討した結果、この制度は信用性および障 害者の選択に必要な規模が不足していることが解った。 ムリリョ技士は、さまざまな情報処理機械でデーターベースを操作している他、ある情報処理機材から他の情報機材に移転 する間に登録されたケースが破損していたと報告している。また、15万9千人の障害者がデーターベースに登録されてい るが、4200人の障害者にしか提供していない。サンプルを選択する用意が出来た障害者の二重登録(同じ書類に2回以 上登録されている)、死亡者、地理的情報不足および位置を確認する全ての電話番号が不足している。 要するに、登録されている約15万9千人の障害者のうち、サンプルの選択には二重登録を含む約4200人の障害者に実 施する予定であった。統計学視点から見ると、RNM は規模、更新および代表性が不足しているため、障害者の選択を傾ける 可能性があり、蓋然的サンプルの選択は目的達成に便利でない。 6 25 b) 行政登録ユニット 機関における統計 機関における統計ユニットは、国内の公共および民間機関が策定した障害関係情報を摘出する 構成要素である。 この構成要素の目的は、障害者を差別しない社会的な態度が必要な分野を確認するため、国家 官庁およびその他の組織が策定したコスタリカにおける障害関係情報を体系化することである。 障害情報システムの同部門は、全情報システムにおける際も重要な資料入力である。長期的に は、定期分析を可能にする同型で標準化したデーターベースの獲得が期待できる。このため、当 初データーベースを創設する他、データーベースの資料となり概念、出所、定義および計算方式 で完成する目的資料として知られる資料の獲得および保管する。 障害情報システムの設置により、情報および手順の標準化を達成することが利点である。標準 化した手順を達成するには活動の詳細を明記することが必要である。この構成要素の要望が次の とおりである。 1. 信頼性のある情報源:情報を提供する組織は公式に情報を登録するほか、資料収集方法 は明確な基準を利用しなければならない。 2. 概念およびその他の信用性が高く確固たる目的資料:情報システムの管理者は目的資料 が信用できるものであることを保証するため、明確な定義を収集し、情報源に直接供給 する事が必要である。また、目的資料が前年度と同一でなかった場合、他の変数で活動 することにより資料との比較は危険であるため、前年度と同一であることを確認するニ ーズがある。 3. 完成した手順書:これは手順の標準化に必要不可欠なものであり、適切に信用できる資 料で完成することは、この構成要素における一番重要な条件である。 4. 資料の整理および保管:資料は提案した分類法を持ち尊重する、これは情報システム管 理者全員の合意の上で変更することが可能である。同じように、保管に関する手順の標 準化および提案した分類法を尊重した整理が必要である。 要望を達成することにより、障害情報システムの管理者はこの過程における重要点を備える。 また、ある要望を放棄した場合、同じプロセスを繰り返すことになり、結果および結論の達成が 遅滞する。次のグラフにて、このユニットにおける経過を示す。また、これは継続を前提とした 手順の提案であり、実践に移すには大きな影響が出ない程度の変更をする必要がある。 26 図7 機関における統計の体系化過程 開始 23. 重要な概念および 定義を評価 1. 新資料および 22. 収集手順を評価す る 24. 過去の情報を評価 2. 関係機関の更 21. 情報源の信用性を 25. 外部有効化を達成 3. 申請書作成 20. 有効化(第四過程) 27a. 資料の処 26. 完成 4. 完成 開始 置を事務的に 決定 27b. 有効化過程終了 19. 過程およびフェー 5. 情報源と関係 18b.分類法で資料およ 6. 申請書発送 開始 17. 有効 18a. 分類法を 7. 要請書 28 BD (第五フェーズ) 16. 提案した分類法の 8. 情報源の返答 30. 獲得した情報を保 15. HM およびその資 9. 有効化 31. 情報整備の能力を 評価 14. 完全 10 10 予備的 HM 32. 資料が必要とする 11. 資料の収集お 書式 13. 過程(第三フェー 12. 収集過程終了 (第二フェーズ) 33. BD 障害情 開始 27 34 表2 機関における統計の体系化過程の活動 活動 記述 第二フェーズ:情報収集過程 1. 新資料および情 情報システムに追加することが可能な全ての資料を有効化することが目的であ 報源の有効化 る。このため、新統計情報の発生源を探知することが必要である。 責任 日付 国家リハビリテ ーション特殊教 育審議会 情報システムの アシスタント 1月から3月 2. 関係機関リスト 関係機関リストとは、資料作成機関およびその責任者を登録した小規模のデータ の更新 ーベースである。情報発生源に申請書を発送する前に、このリストを公式にする ことが必要であろう。また、以前に情報提供した人間が変わっていないことを確 認する。 3. 申請書作成 情報システムのコーディネーターが署名した国家リハビリテーション特殊教育 情報システムの アシスタント 審議会の公文書は各情報源あてに作成する。この文書により、情報システムを構 成する資料を各情報源責任者に請求する。 4. 完成 ここで、作成した各文書に各情報源に該当する資料が記入されていることを確認 情報システムの アシスタント する。例えば、公共教育省に発送する文書には、同機関に請求する資料が記入す る。これは、情報源に数通の文書を発送する手間をなくすためである。 また、各文書は発送先機関および該当する職員宛になっていることを確認する。 もし、この条件を満たさない文書が発見された場合、第2点に戻る。 5. 情報源との関係 情報源を確認した後、情報法整備の目的、影響範囲および制限を資料責任者(通 国家リハビリテ 開始 常は組織の統計部、情報部長である)に説明するため、第一歩の交信を開始する。 ーション特殊教 育審議会 これは、信用性の高い統計を獲得する事の重要性を機関に意識付けるためであ る。 6. 申請書発送 各情報源に、情報システムのコーディネーターが署名した情報申請書を発送す 国家リハビリテ る。発送は、一般的に郵便を利用するが、e メール又はファックスを利用したほ ーション特殊教 育審議会 うが良い場合があるため、能率の良い真性方法を確認することが重要である。 また、今後の手本として利用することを目的に、発送済み文書を登録又は保管制 度を導入することが重要である。 7. 申請書到着 情報源に申請書が届いたかを電話で確認する。もし届いていなかった場合は第5 情報システムの 28 1月から2月 2月から3月 3月から4月 2月から4月 4月から6月 7月 活動 記述 責任 点に戻り、住所(場合によっては e メール又はファックス)が正しいことを確認 アシスタント する。 8. 情報源の返答 この2点は、情報源に請求した資料を受け取ったかを確認する。また、情報源が 情報システムの アシスタント 9. 有効化 ある変数又は指標を無視していないかを確認するため、申請した資料および提供 された資料を照らし合わせる。 この点では、申請書に注目させるため、情報源に電話することが必要である。 10. 予備的手順用 手順用紙に予備的に書き込むことが必要である。これにより、どの情報をどこの 国家リハビリテ 紙 だれに申請したかが明確になる。 ーション特殊教 育審議会 11. 資料の収集と この点において、資料を収集し、必要である場合は入力する。この入力は、資料 情報システムの 入力 に忠実に遂行する必要がある。 アシスタント 12. 収集過程終了 公式に、情報収集過程を終了する。しかし、情報システムが無視することが出来 国家リハビリテ ない資料をこの過程に制定された機関外に収集する可能性がある。 ーション特殊教 育審議会 第三フェーズ:情報の過程 14. 完全な情報 このフェーズを開始するためには、情報源から獲得した資料が完全であることを 情 報 シ ス テ ム の 確認し、完成していない資料があった場合、10および11過程に戻る。 コーディネータ ー 15.手順用紙および 手順用紙および提供された資料を徹底的に検討する。この検討は有効化するため 情報システムの その資料の検討 でなく、資料の構造を評価する。この構造は標準化していないといけない。 コーディネータ ー 16. 分類法の検討 資料を整えるために利用した分類法を検討する。この分類法を定期的に改正する 国家リハビリテ ことを提案するが、標準化過程を達成するため、大きな変更を取り入れることを ーション特殊教 育審議会 提言する。 17. 有効な分類法 分類法が情報システム利用者の要望を満たしているか(満たしていないか)を管 国 家 リ ハ ビ リ テ 理者の合意の総意で決定する。 ーション特殊教 育審議会 18a. 分類法を完成 前点で、分類法が適切でないとの結論がでた場合、分類法に変更(なるべく少な 国 家 リ ハ ビ リ テ する い)を施す専門家チームを編成する。 ーション特殊教 29 日付 7月から8月 6月から8月 7月から9月 10月中旬 10月 10月 10月 10月 10月 活動 記述 責任 育審議会および 関連専門家 18b. 分類法で資料 各資料レベルにおける分類法に基づき、全ての標準化した情報を分類する。また、 国 家 リ ハ ビ リ テ ーション特殊教 お よ び 目 的 資 料 を HM もこの分類法に基づいていないといけない。 育審議会 分類する 19. 過 程 フ ェ ー ズ 第三フェーズ、情報過程終了 国家リハビリテ 終了 ーション特殊教 育審議会 第四フェーズ:有効化 21. 情 報 源 の 信 用 情報源の信用度を評価することが必要である。このため、その機関の過去および 情 報 シ ス テ ム の 性を評価する イメージを利用する。また、情報収集専門家などにその機関が有効な情報を作成 コ ー デ ィ ネ ー タ ー しているかを問い合わせる。 この項目は、公式資料を提供する権利が無いため、民間機関を対象にしている。 しかし、公共機関に評価を与えることが重要である。二つの機関が同じ統計資料 であるが、数値が違う資料を提出する場合があるためである。 22. 収 集 手 順 を 評 情報収集手順を評価することが重要である。もし、情報の収集および取り扱いが 情 報 シ ス テ ム の 価する 統計的基準を遵守している場合、この情報は有効とみなす。 コーディネータ ー 23. 重 要 な 概 念 お 手順の評価の次は、概念の評価が必要である。また、定義が各単語に適切に該当 情 報 シ ス テ ム の コーディネータ よ び 定 義 を 評 価 す するかを評価する。 ー る 24. 過去の情報を ここでは、過去数年の情報があった場合、以前の資料を比較することが可能にな 情 報 シ ス テ ム の 評価する る。 コーディネータ ー 25. 外部有効化を これは、情報源が供給した資料をその機関に関係した情報と比較する。 情報システムの 達成する コーディネータ ー 26. 完成 ある資料が前段の基準を満たさなかった場合、有効化の条件を満たしていないこ 情報システムの とである。 コーディネータ 30 日付 10月から 11月 11月 11月 11月 11月 11月 11月 11月 活動 記述 責任 日付 ー 情 報 シ ス テ ム の 11月 27a. 決定 無効な資料の処分を決定する。 多くの場合、ある資料が有効化基準を満たしていないに関わらず、唯一の資料で コ ー デ ィ ネ ー タ ある可能性があり、この資料を切り捨てるわけにいかないため、この資料を利用 ー し、その不利およびリスクを報告する。 27b. 有効化のフェ 有効化終了、情報システムし成果品を作成している。 国 家 リ ハ ビ リ テ 11月 ーズ終了 ーション特殊教 育審議会 第五フェーズ:データーベース 30. 保障 この段階になると、今までに獲得した全ての情報を保障する制度が必要である。 国 家 リ ハ ビ リ テ 12月 ーション特殊教 育審議会 31. 情 報 シ ス テ ム 障害情報システムのデーターベースに入力した資料が情報処理機材のスピード 情報処理技士 12月 の能力を評価 およびサービスに影響を与えないことが目的である。 32. 資 料 が 必 要 と コンピューターで適切に資料を獲得する事が可能な、資料書式構造を作り上げる 国 家 リ ハ ビ リ テ 12月 する書式 ーション特殊教 育審議会 33 障害情報システ 前段の構造を利用して、多様な分析に有効で実用的な資料をデーターベースに入 国 家 リ ハ ビ リ テ 12月 ーション特殊教 ム の デ ー タ ー ベ ー 力する。 育審議会 ス 34. 普 及 お よ び 情 このユニットにおける最後の過程では、獲得した資料の普及に適した手段を情報 情 報 シ ス テ ム の 12月 報システムの終了 システムチームが評価する。このため、報告書の発表を目的に、解釈可能な資料 コ ー デ ィ ネ ー タ ーおよびジャー を BD から引き出すことが必要である。 ナリスト 31 障害者ニーズ調査 障害者ニーズ調査は住民参加型地域開発戦略ワークショップと共に、大規模な人材およ び資源投資が必要なユニットである。調査の目的は、障害者のあらゆる生活面における直 接的ニーズおよび需要を定期的に識別することである。 この調査は、障害人口の予測するためでなく、この人口の需要に関係する情報を獲得す ることである。また、障害人口の予測を出来ないが、障害者のニーズを推定することが可 能でなければならない。 この調査では、実施期間中にコスタリカに在住する何等かの障害を持った人を対象にす る。 この調査で得た情報は、障害者から直接意見を獲得するユニットの一つであるため、障 害情報システムにとって非常に重要である。また、このような調査の遂行には多額の経費 が掛かるが、今後の調査と比較することを可能にする手順を利用し、定期的にこの手段で 情報を獲得することは重要とみなされる。 このため、調査の実施には次の最低条件が必要である。 1. 対象人口の標準化:前段で述べた目的を達成するため、ニーズの調査の遂行毎の対 象人口が同じであることが重要な条件である。また、年齢層およびその他の細かい 変動は可能であるが、障害の概念およびその他の重要な定義を変更すると、調査結 果を比較することが不可能になる。 2. 同一したサンプルの概略:対象人口と同じように、比較することを可能にするため、 遂行する全ての調査のサンプルの概略は出来るだけ標準化する。 3. 調査の時期を指定する:調査を遂行する年内の時期を同一することも重要である。 要するに、最初の調査を6月下旬から7月初旬に遂行した場合、それ以降の調査も 同じ時期に遂行することが適当である。 4. 関係者全員の適切な協力:外部コンサルタントおよび国家リハビリテーション特殊 教育審議会職員を含む関係者全員が、障害者のニーズの調査による情報獲得のニー ズを自覚し、必要とする活動および要望を適切かつ存分に遂行することが重要であ る。 5. 定期的遂行:ある調査は、特定の時期の結論に達することを可能にするが、定期的 に調査を遂行することにより、傾向を分析し、障害者のニーズに方向付ける他、そ の需要に社会的に対応することが可能になる。このため、経済的負担が大きいが、 なるべく周期を短い障害者のニーズの調査を連続的に遂行することを提案する。理 想的な周期は一年毎であるが、経済的可能性から、五年毎に遂行することも勧めら れる。 32 続いて、障害者のニーズの調査の計画の流れを推奨する。このグラフは、障害情報シス テムの全体的な構造(グラフ5)内に入る。また、調査の遂行は国家リハビリテーション 特殊教育審議会の経済的状況に影響されるため、実施日程は示していない。 この構成要素に勧める過程の詳細を次のグラフで表す。 33 図8 障害者のニーズの調査課程 開始 21a. 調査の 20. 19. 調査の収集 1. 計画(第一フェー 2. 資源の評価 3. 目的の決定 19. 調査の実施 18. 第二フェーズ開 開始 開始 22. 第三フェーズ:処 4. 対象人口の特定 17. 計画のフェーズ 5. サンプル概略の選択 16. 研修を実施 6. 選択した概略の影 響力および制限 21b. 第二フェーズ終 23. 調査の処理 24. 処理の再検討 15. 調査における戦 略的業務計画 25. 不足変数の処理 7.サンプル規模の決定 14. 研修の計画 26. BD 障害 8. 質問事項の再検討 又は変更 13. 調査員召集 27 9. 全項目 12. 質問 を満たす 事項を適 10. 質問事項のパイ 11. パイロットテス ロットテスト トの処理 8 34 不足分を実 表3 活動 第一フェーズ:計画 2. 資源の評価 3. 目的の決定 4. 対象人口の特定 5. サ ン プ ル 概 略 の 選択 6. 選択した概略の影 響力および制限 7. サンプルの規模の 決定 8. 質問事項の再検討 又は変更 障害者のニーズの調査過程における活動 詳細 責任者 障害情報システムの管理機関は、今後実施する障害者のニーズの調査費用の手続きを取る義 務がある。準備金を評価した後、調査の周期を決定する。また、準備金が決定した後、調査 を実施する技術チームを取り入れるか、国家リハビリテーション特殊教育審議会の職員が実 施するかを決定する。 障害者のニーズの調査のために提案した目的を再検討する。しかし、手順および戦略的業務 関係目標に大きな変更を取り入れないことを提案する。 国家リハビリテー ション特殊教育審 議会 国家リハビリテー ション特殊教育審 議会 / 技術チーム 国家リハビリテー ション特殊教育審 議会 / 技術チーム 国家リハビリテー ション特殊教育審 議会 / 技術チーム 対象人口に大幅な変更を取り入れないことを提案するが、多少の変更を可能にするためにこ の項目を取り入れる。調査対象人口又は調査必要人口は、技術チームおよびプロセス関係者 の総意で特定する。 サンプル概略とは、調査員を選択する手順的詳述である。この概略により、調査の質性およ び信用性が影響されるため、評価する重要項目である。 この項目では、多様な視点から考慮すべきであり、一つの定義は同時にその他の定義と相互 関係にある。最初に考慮するのは以前に実施した調査に適用したサンプル概略を利用するか、 サンプル概略を実現性、戦略的業務および実施用資源により変更するべきかどうかである。 調査の遂行に関係する人間全員に調査の信用度を説明し、選択したサンプル概略の影響力お 国 家 リ ハ ビ リ テ ー よび制限を明確に説明および理解することが必要である。 ション特殊教育審 議会 /技術チーム この項目では、調査の管理者が希望する信用度を達成するために必要なサンプルの規模を計 国 家 リ ハ ビ リ テ ー 算する必要がある。全項目と同じく、調査関係者の理解および計画の過程である。また、総 シ ョ ン 特 殊 教 育 審 議会 /技術チーム 意した結論を達成し、その理解の影響力および制限の可能性を再評価する。 調査に利用する基本質問事項があり、その特定項目の変更、追加又は削除する目的で再検討 国 家 リ ハ ビ リ テ ー および評価する。 ション特殊教育審 議会 /技術チーム 35 活動 9. 全項目を満たす 詳細 今までの項目は理解および計画に関連しているため、達成した計画に対する食い違い又は制 限が発生する可能性を考慮することを目的に、計画に関するフェーズで得た結果を評価する 必要がある。 10. 質問事項のパイ 質問事項に取り入れた変更度により、パイロットですとを実施する重要性が高まる。このた ロットテスト め、この項目において、実現性および利用する質問事項を適切に評価するのに必要な人数を 計画す。 11. パイロットテス パイロットテストを実施した場合、その結果を処理する段階がある。この段階において、資 トの処理 料の獲得方法を決定した後、調査結果を入力し、質問事項で得た結果を評価する。 責任者 国家リハビリテー ション特殊教育審 議会 /技術チーム 国家リハビリテー ション特殊教育審 議会 /技術チーム 国家リハビリテー ション特殊教育審 議会 /技術チーム 12. 質問事項を適切 この項目において、基礎質問事項の変更のニーズを評価し、必要である場合は質問事項にと 国 家 リ ハ ビ リ テ ー に回答 りかかる第8項目に戻る。 ション特殊教育審 議会 /技術チーム 13. 調査員召集 この項目は、第7項目で制定したサンプルの規模により、前の2項目と同時に遂行すること 技術チーム が可能である。また、質問事項の返答時間の予測により、調査員数が変動するため、前項目 にも関係する。 14. 研修の計画 目的は、調査員の研修を計画することであり、研修会場、講師、最終質問事項のコピーおよ 技術チーム び研修時間帯等を考慮して策定する。 15. 戦略的業務の計 戦略的業務の計画は、調査現地への移動準備および調整に関係している。また、この項目で 技術チーム 画 は、ポールペン(黒と赤)、質問事項のコピー、調査用パネルの購入、調査員証明カード、 サインペン、修正液、ホッチキス、地図などアンケート調査に必要な機材も含んでいる。 16. 研修実施 戦略的業務、質問事項および調査員数が揃った後、研修を実施する。この育成期間は、質問 技術チーム 事項の内容および調査の複雑さにより左右される。最大限の研修成果を達成し、良質な資料 の獲得するためには、この研修にてアンケート調査における手順計画の全てを解くことが重 要である。 17. 計画フェーズ終 研修および前段の項目を遂行することにより、全過程で一番重要になる可能性がある計画に 技術チーム 了 関するフェーズを終了する。 第二フェーズ:資料入力 19. 調査の実施 第二フェーズは、情報を収集し、現地活動を評価する。最初の項目は、選択した人間に対す 技術チーム るアンケートである。この過程は、長時間を要するが、戦略的業務計画、障害者の地理的分 36 活動 20. 不足分 21a. 21b. 詳細 散および準備金により変化する。また、一人の監督者に付き3人から4人の調査員のグルー プを構成することを提案する。 これは、質問事項の不足分の有無を評価し、新規の調査に繋がる可能性がある。これは、資 料個数に応じており、大半の場合は指定した必要資料個数を下回るため、獲得したアンケー ト資料の十分であるかを検討する項目である。 前項目の結果が不十分である場合、不足分の調査を実施する。 指定した(又は最大限達成)サンプルを収集した後、第二フェーズ終了する。 責任者 技術チーム 技術チーム 国家リハビリテー ション特殊教育審 議会 /技術チーム 第三フェーズ:処理 22. 第三フェーズ:処 第三フェーズを開始するには、情報の処理方法の考慮、資料の獲得に何等かのソフトウエア 国 家 リ ハ ビ リ テ ー 理 のニーズおよび処理に必要人数を評価することが必要である。 ション特殊教育審 議会 /技術チーム 23. 調査の処理 回答済みのアンケート調査質問事項を手に入れた時点で、その処理が開始する。この質問事 技術チーム 項は、単純な情報検査を施した後、各質問に一つの特別コードを与え、各アンケート用紙に 識別番号を付ける。最後に、コードを電子的に入力する過程を開始する。 24. 処理の再検討 全ての情報の入力がすむと、再検討過程を必要とする初期データーベースが出来上がる。こ 技術チーム のため、変数の交差および不明な返答又は不足価値を比較する。 25. 不足変数の整理 入力ミス又はコードミスの可能性がある質問事項を識別した後、各アンケート調査と入力し 技術チーム た情報を対照する。ミスが発見された場合、これらをデーターベースから削除する。 26. BD 障害情報シス 整理が終わると、洗浄されたデーターベースが出来上がり、情報システムにその年度の資料 国 家 リ ハ ビ リ テ ー テム として入力する。新アンケート調査は、従来の調査の書式をある程度尊重することを提案す シ ョ ン 特 殊 教 育 審 議会 /技術チーム る。 27. 発表過程 全て整理された標準書式のデーターベースが出来上がり、その情報の摘出過程を実施するこ 国 家 リ ハ ビ リ テ ー とにより、障害情報システムの管理者が結論に達するために必要な情報になる。 ション特殊教育審 議会 /技術チーム 37
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