貸金業規制法の適用除外を求める要請書

金融庁長官
五味広文 殿
貸金業規制法の
貸金業規制法の適用除外を
適用除外を求める要請書
める要請書
2006 年 9 月 1 日
全国 NPO バンク連絡会
未来バンク事業組合 理事長 田中優
女性・市民信用組合設立準備会 代表 向田映子
北海道 NPO バンク 理事長
杉岡直人
東京コミュニティパワーバンク 理事長 坪井眞里
特定非営利活動法人 NPO 夢バンク 理事長 和田清成
新潟コミュニティ・バンク
代表理事 清水義晴
コミュニティ・ユース・バンクmomo 代表理事 木村真樹
日本共助組合 事務局長 目良純
特定非営利活動法人 NPO事業サポートセンター 専務理事 宇都木法男
(特)NPO会計税務専門家ネットワーク 理事長・公認会計士 赤塚和俊
弁護士 大 毅
弁護士 瀧谷耕二
金融庁が実施されようとしておられる貸金業規制法改正において、非営利目的による NPO
バンクなどを、新たに適用除外とされるよう、要請いたします。
1.要請の趣旨
私たちNPOバンクは、環境や福祉、社会的弱者の救済を目的として設立された非営利の
バンクです(注 1)。人件費を出すことよりも低利での融資を優先してきましたので、ほとん
どのNPOバンクのスタッフが無報酬で活動しています。環境事業やコミュニティービジ
ネス、営利性の低い社会的アントレプレナーや多重債務者の救済など、多様な資金ニーズ
に対して可能な限り低利の資金を提供することで、社会的に価値ある活動のインフラとし
て活動してきました。これまで、非営利活動団体の融資事業にとっては法的な枠組みがな
かったことから、営利目的の事業に対する規制法である「貸金業規制法」の登録をしてき
ました。
私たちにとって今回の貸金業規制法の改正は、社会的弱者に対するこれ以上の圧迫を避け
られる点で、非常に重要な改正だと歓迎しております。しかしその一方、非営利目的の私
たちNPOバンクが、暴利を貪るような「貸金業者」に含まれた場合、法による規制に対
処するための経費によって、金利を現状より高くせざるを得なくなってしまいます。
私たちは非営利目的ですから、融資金利は単利、ほとんどが固定1~5%以内の低利融資
であり、物的担保も取っていません。もちろん相談料や手数料などを名目とした実質的な
金利負担も、一切ありません。このような私たちNPOバンクの事業が、今回の法改正に
よって逆に金利を上げざるを得なくなるとすれば、営利性の低いコミュニティービジネス
などでは、実質的に事業の継続を断念せざるを得なくなるところも出てしまいます。それ
1
は社会的損失ではないでしょうか。
また現在、非営利目的によるNPOバンクは日本の各地に設立されつつあり、設立準備
段階を含めればすでに全国各県に波及しようとしています。しかし、いわゆる参入規制と
しての財産基準の大幅引き上げは、設立したばかり又はこれから設立しようとしているN
POバンクにとって、大きな障壁となります。なぜなら、その原資の多くが、社会貢献を
したいと考えている個人や団体からの少額の出資金であり、多額な財産が当初からあるわ
けではないからです。
私たちの活動によって、各地でのコミュニティービジネスは、非常に活動しやすい状況
になりつつあります。NPO法人などによる社会活動は、政府からも大きな期待を受けて
いるところです。コミュニティービジネスもまた、非常に大きな期待を寄せられています。
環境省でも「環境と金融に関する懇談会」が、「環境等に配慮した「お金」の流れの拡大に
向けて」という報告書(注2)を取りまとめたばかりです。こうした非営利の融資事業が、
今回の規制で活動が制限されるとすれば、大変残念な結果になってしまいます。
しかし一方で、私たち非営利バンクの適用除外のために、法の抜け穴ができるとしたら、
それも私たちの望むところではありません。今回の法改正は社会的弱者にとって欠かせな
い規制だと思うからです。
そこで、私たちが今回の規制対象と全く違っている点を考えました。
私たちの活動の特徴は、一切の営利活動を目的としていない点です。そこから、営利目的
の団体と峻別し、他に真似のできない基準によって適用除外を求めるための貸金業規制法
改正への具体的な提案を行いたいと思います。
サラ金被害による多重債務者などの弱者保護に対する皆さまの努力に敬意を表しますと
同時に、貸金業規制法改正の実現を心から祈念しております。
その中で、コミュニティービジネスのインフラ等として機能しておりますNPOバンクの
存在を、ぜひ顧みていただけますようお願いいたします。
2.今回の改正案が適用されることによる問題点
報道などにより伝えられる貸金業規制法改正案の内容のうち、それが適用されることに
より負担が大きくなり、NPO バンクに悪影響を及ぼす問題点は、以下のとおりです。
① 財産的要件…純資産 1,000 万円(個人)~5,000 万円(法人)への引き上げ
NPO バンクは、1万円から 10 万円程度の少額の出資者を多数集めることにより
設立し融資事業を開始しますが、設立当初は地域に広く知られておらず、出資金は
募集開始より急速に集まるわけではありません。融資のための純財産が少額段階か
ら、地域の役に立つ小規模の融資を行うことにより、その活動が広く知られ、評価
されるに従って出資者も増加して出資金が増加し、純財産が多くなっていくもので
す。巨額の財産的要件が適用された場合、新規に設立しようとする NPO バンクは、
融資事業を開始することができず、結果的に、NPO バンクの設立が禁止されてしま
います。
② 貸金業協会、個人信用情報機関への実質的強制加入・・・現在の貸金業協会では、加
入時 10 万円、月会費 5,000 円、信用情報機関では、例えば㈱ジャパンデータバン
2
クでは、入会時 50 万円、月 2,500 円、使用料平均 45 円/件
NPO バンクの融資先は、営利企業の融資先とは異なるため、信用情報機関を利用
する必要性が低く、また NPO バンク当事者に加えて弁護士、公認会計士、NPO 中間
支援組織などを含んだ全国 NPO バンク連絡会という形で、非営利公益目的の融資事
業者の自主規制団体を形成しようとしています。このため、貸金業協会、個人信用
情報機関への加入の強制は、不要な業務への出費が強制されるだけであり、結果的
に、融資先に対する貸付金利を上昇させるだけとなります。
③ 貸金業登録・・・現状で手数料 15 万円(3 年更新)
同様に、不要な業務への出費が強制されるだけであり、結果的に、融資先に対
する貸付金利を上昇させるだけとなります。金融庁が、個別 NPO バンクの所在、代
表者、活動状況などを把握しており、問題の予防や改善に迅速に対処しうる仕組み
さえ構築できれば、貸金業登録は不要となると考えます。
④ 貸金業務取扱主任の取得・・・資格取得と、主任が存在しない店舗開設の不許可
NPO バンクは、スタッフのボランティア活動を原則とすることにより、小規模で
も低利で健全な融資事業を可能とする仕組みを構築しています。ボランティアベー
スでは対応困難な事項の強制は、NPO バンクの存在を消滅させてしまいます。貸金
業規制法適用による強制ではなくとも、全国 NPO バンク連絡会の自主規制による研
修実施などによって、一定の品質を確保することが可能です。
3.具体的な適用除外規定の提案
以上の趣旨に基づき、NPO バンクを貸金業規制法の適用除外とするために、以下の改正を
行われるよう提案します。
貸金業規制法の適用除外の対象として、同法第二条の四号の次に、以下を追加する。
四の二
構成員が出資をして結成する団体が、環境や福祉、社会的弱者の救済など、特定
非営利活動推進法別表、または、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律別
表に掲げられた公益目的の事業を行うものに対して行う融資であって、以下の要件を満た
すことによって、金銭的利益(pecuniary profit)を目的とせず、かつ、その収益のいか
なる部分もいかなる個人などの利益とならないような組織となっているもの
イ
構成員の出資に対して出資額を超える配当又は残余財産の分配を行わない団体が行う
もの
ロ
貸付金利が年 7.3%以下であり、かつ、利息計算が単利であるもの
ハ
団体の役員及び従業員の給与の額が、不相当に高額でないもの
ニ
以上の要件を満たす団体が自主規制団体を結成し、その自主規制団体を金融庁に届出
することにより、個別団体の代表、所在地、活動状況を金融庁が把握しうるもの
四の三
構成員が出資をして結成する団体が、相互扶助を目的にして構成員向けに行う融
資であって、以下の要件を満たすもの
3
イ
構成員の出資に対する利益配当が年3%を超えないもの
ロ
構成員に対する貸付金利が年 7.3%以下であり、かつ、利息計算が単利であるもの
ハ
団体の役員及び従業員の給与の額が、不相当に高額でないもの
ニ
以上の要件を満たす団体が自主規制団体を結成し、その自主規制団体を金融庁に届出
することにより、個別団体の代表、所在地、活動状況を金融庁が把握しうるもの
[解説]
貸金業規制法は第二条五号で「前各号に掲げるもののほか、資金需要者等の利益を損な
うおそれがないと認められる貸付けを行う者で政令で定めるものが行うもの」を適用除外
として規定し、政令である同法施行令第一条二号イでは、「収益を目的とする事業として
貸付けを行うものを除く民法第三十四条の規定により設立された法人(財団法人、社団法
人)」を適用除外と規定しているため、上記の要件を満たす非営利目的の融資団体を適用除
外としても問題はないと考えます。
四の二は、利益配当を禁止する狭義の NPO バンクを想定したものであり、四の三は、日本
共助組合(注3)などコモン・ボンドを前提とした団体を想定したものです。
なお、このほか、消費者金融被害による多重債務者の救済を目的とする融資団体(注4)
については、金融庁の認定により規制の適用を免除し、その活動を支援する規定の創設を
検討されてもよいのではないかと考えます。
注1
NPO バンクとは、
「NPO などの社会的事業や個人に対して、主に市民から集めた出資金で、
現在、貸金業により融資を行う、市民による非営利の金融機関」
。この規定に沿った活動を
している NPO バンクは、現在、日本各地に9つ設立されている。それに加えて、相互扶助
を目的にして個人向けに融資を行っている市民金融組織(日本共助組合など)についても
「広義の NPO バンク」として捉えている。
一般金融機関との大きな違いは、NPOバンクが非営利であり、基本的に小規模で、物
的担保をとらず、貸出金利が低い(2006 年現在の年金利1~3%程度)こと。また融資対
象は、地域や社会の課題に取組んでいる団体を中心としている。運営は専門家を含むボラ
ンティアスタッフの力によって低経費で賄っていること、多くの出資者が社会的な仕組み
を支援するという意思で出資をしていること、そして顔の見える範囲の信頼関係に基づく
仕組みであるために貸し倒れがほとんどないということなども、大きな特徴である。
平成 17 年 12 月 22 日金融審議会金融分科会第一部会報告 -投資サービス法(仮称)に
向けて- では、NPOバンクについて、以下のように記載されている。
(別紙1)各金融商品の具体的範囲に関する整理
7.NPOバンク
NPOバンクとは、NPOその他、主として公益事業に対する出資・融資を目的と
した匿名組合などによるファンドである。米国では、非営利組織(もっぱら宗教、教
育、博愛、友愛、慈善、又は感化を目的とし、金銭的利益(pecuniary profit)を目
4
的とせず、かつ、その収益のいかなる部分もいかなる個人などの利益とならないよう
な組織)の発行する証券は、1933年証券法の規制が適用除外されている(証券法 3
条(a)項 4 号)。
NPOバンクに対しては、現行証券取引法上、投資事業有限責任組合に類する匿名
組合として開示規制(18年6月以降適用)、販売・勧誘の業規制・行為規制が適用
されるが、特に開示規制の適用となる場合における監査費用などにより活動が困難に
なるとの意見があり、投資サービス法においては、米国の例も参考に、契約などにお
いて出資額を上回る配当・残余財産の分配などを禁止している場合は、金銭的収益と
してのリターンを期待していないことから「投資性」がない又は小さいとして、規制
対象から除外することが適当と考えられる。
注2
環境と金融に関する懇談会「環境等に配慮した「お金」の流れの拡大に向けて」について
は、 http://www.env.go.jp/policy/kinyu/rep_h1807/main.pdf
参照。
また、例えば、以下のような新聞報道もなされている。
『コミュニティファンドに国が補助 環境ビジネス融資対象』
環境省は26日、市民らが出資し、特定非営利活動法人(NPO法人)が行う環境ビジ
ネスに融資する「コミュニティファンド」の育成のため、ファンドへの補助の実施を決
めた。2008年度までの2年間に全国32地域で行う方針。07年度予算の概算要求
に事業費2億5千万円を盛り込む。補助の対象となるのは、太陽光など自然エネルギー
による発電や、使用済みてんぷら油を燃料とするバスの運行など、環境にやさしいビジ
ネスを展開するNPO法人に融資するコミュニティファンド。
将来的に国の支援がなくなっても経済的に自立して継続できる環境保全型事業への融
資を後押しするのが狙い。
(06.08.27 静岡新聞)
注3
共助組合とは、教会・地域・職場・学校などの何らかの連帯関係にある人達が協同して
出資し、それを組合内で互いに貸し付ける、家計の計画性や健全性を守るための相互扶助
の目的を持った、民主的な小口市民金融を指す。
日本共助組合は、国際的なクレジット・ユニオン運動の一環として、1960年代初頭
より、主として各地のカトリック教会に導入された、特定の既成人間集団を母体とする(こ
れをコモン・ボンドと言い、組合員資格取得の必須条件である)組合員による組合員各自
の経済的自立を目的とした、相互扶助の庶民金融の組合組織であって、1988年以来貸
金業規制法による登録を受けて来ている。運動の基本方針は、次の条項に要約される。
1)組合員資格は、コモン・ボンド内に限定する。
2)組合員は、最低出資金額以上の出資の義務(上限規定あり)及び限度額(出資額に
拘らない)以内の借入の権利、及び年次総会における一人一票(出資金額に拘らな
い)の投票権及び役員への被選挙権を有する。
5
3)組合運営の政策決定は年次総会の民主的決定により、政策の実施は総会で選出され
た役員(理事会・貸付委員会・監査委員会等)によって執行され、これら役員は全
員任期2年(上限6年)のボランティアとする。
4)貸付は無担保とし、貸付金利息上限は年利7.3%、出資金配当は市中預金金利を
超えないものとする(解散時の財産処理に当っては、出資金の返還は出資金額を上
限とし、剰余分はコモン・ボンドの母体又は地域共同体に寄贈する)
。
なお、クレジット・ユニオン運動の国際的モットーは、
「クレジット・ユニオンは、営
利のためでなく、慈善のためでなく、組合員のために」である。この活動は、アジアを
始め、全世界で 4 万余りの組合と 1 億 2 千万人以上の組合員を持つ運動として、日本を
除くほとんどの国ではクレジット・ユニオン法の下で定義され、運営されている。また
世界的なクレジット・ユニオン運動のミッションの一つとして、預金へのインセンティ
ブを目的とした利益配当を推進しているため、投機性のない範囲での出資配当について
は行っていく方針を持っている。
注4
多重債務者など消費者金融被害者の救済を目的とする融資団体としては、岩手信用生協
が昭和62年から県内の自治体と提携し、救済資金として融資してきた。近年では、有限責
任中間法人生活サポート基金が、生活相談事業を行う生活サポート生活協同組合・東京と
ともに「市民による市民のための救済支援事業」を目的として設立された。多重債務者救
済を目的とした市民による融資団体については、その他の地域でも設立準備が行われてい
る。
後者については、岩手と同様の生協法人としての融資事業スキームが都から認可されな
いことから、生協法人は生活相談に特化し、中間法人において消費者金融と同様の貸金業
登録を行い、生協法人の組合員に対して生活再生資金の融資を行っている。このような今
回の法改正の目的と同様のミッションを持つ団体については、その活動を制限するのでは
なく、活動を支援する規定の創設を検討すべきではないかと考える。
本件にかかる
本件にかかる連絡先
にかかる連絡先:
連絡先:
【全国NPOバンク連絡会】
東京コミュニティパワーバンク内(担当:奥田)
TEL : 03-3200-9270
FAX : 03-3200-9250
メール : [email protected]
6
[参考]
参考] 関係法令の
関係法令の条文
貸金業の規制等に関する法律
第二条
この法律において「貸金業」とは、金銭の貸付け又は金銭の貸借の媒介(手形の
割引、売渡担保その他これらに類する方法によつてする金銭の交付又は当該方法によつて
する金銭の授受の媒介を含む。以下これらを総称して単に「貸付け」という。)で業として
行うものをいう。ただし、次に掲げるものを除く。
一
国又は地方公共団体が行うもの
二
貸付けを業として行うにつき他の法律に特別の規定のある者が行うもの
三
物品の売買、運送、保管又は売買の媒介を業とする者がその取引に付随して行うもの
四
事業者がその従業者に対して行うもの
五
前各号に掲げるもののほか、資金需要者等の利益を損なうおそれがないと認め
られる貸付けを行う者で政令で定めるものが行うもの
貸金業の規制等に関する法律施行令
(貸金業の範囲からの除外)
第1条 貸金業の規制等に関する法律(以下「法」という。
)第2条第1項第5号に規定す
る政令で定めるものは、次に掲げるものとする。
1.次に掲げる団体(その直接又は間接の構成員以外の者に対する貸付け(法第2条第1項
に規定する貸付けをいう。次号及び第5号において同じ。)を業として行うものを除く。)
イ
国家公務員法(昭和 22 年法律第 120 号)第 108 条の2(裁判所職員臨時措置法(昭和
26 年法律第 299 号)において準用する場合を含む。
)若しくは地方公務員法(昭和 25 年
法律第 261 号)第 52 条の職員団体又は国会職員法(昭和 22 年法律第 85 号)第 18 条の
2の組合
ロ
労働組合法(昭和 24 年法律第 174 号)第2条の労働組合
2.次に掲げる法人(収益を目的とする事業として貸付けを行うものを除く。
)
イ
民法(明治 29 年法律第 89 号)第 34 条の規定により設立された法人
ロ
私立学校法(昭和 24 年法律第 270 号)その他の特別の法律に基づき設立された法人
3.主としてコール資金の貸付け又はその貸借の媒介を業として行う者で金融庁長官の指定
するもの
4.主として住宅(住宅の用に供する土地及びその土地の上に存する権利を含む。
)の取得に
必要な長期資金の貸付けを業として行う者で金融庁長官の指定するもの
5.商品取引所法(昭和 25 年法律第 239 号)第2条第1項に規定する商品取引所の会員等
(会員又は同条第 11 項に規定する取引参加者をいう。以下この号において同じ。)たる
法人であつて、かつ、当該商品取引所の会員等のみに対する貸付けの業務を行うもので金
融庁長官の指定するもの
6.コール資金の貸付けを行う投資信託及び投資法人に関する法律(昭和 26 年法律第 198
号)第2条第 20 項に規定する登録投資法人
7
特定非営利活動促進法
(定義)
第二条
この法律において「特定非営利活動」とは、別表に掲げる活動に該当する活動で
あって、不特定かつ多数のものの利益の増進に寄与することを目的とするものをいう。
別表 (第二条関係)
一
保健、医療又は福祉の増進を図る活動
二
社会教育の推進を図る活動
三
まちづくりの推進を図る活動
四
学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
五
環境の保全を図る活動
六
災害救援活動
七
地域安全活動
八
人権の擁護又は平和の推進を図る活動
九
国際協力の活動
十
男女共同参画社会の形成の促進を図る活動
十一 子どもの健全育成を図る活動
十二 情報化社会の発展を図る活動
十三 科学技術の振興を図る活動
十四 経済活動の活性化を図る活動
十五 職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動
十六 消費者の保護を図る活動
十七 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動
公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律
(定義)
第二条
この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところに
よる。
四
公益目的事業
学術、技芸、慈善その他の公益に関する別表各号に掲げる種類の事業
であって、不特定かつ多数の者の利益の増進に寄与するものをいう。
別表(第二条関係)
一 学術及び科学技術の振興を目的とする事業
二 文化及び芸術の振興を目的とする事業
三
障害者若しくは生活困窮者又は事故、災害若しくは犯罪による被害者の支援を目的
とする事業
四 高齢者の福祉の増進を目的とする事業
五 勤労意欲のある者に対する就労の支援を目的とする事業
六 公衆衛生の向上を目的とする事業
七 児童又は青少年の健全な育成を目的とする事業
八 勤労者の福祉の向上を目的とする事業
8
九
教育、スポーツ等を通じて国民の心身の健全な発達に寄与し、又は豊かな人間性を
涵養することを目的とする事業
十 犯罪の防止又は治安の維持を目的とする事業
十一 事故又は災害の防止を目的とする事業
十二
人種、性別その他の事由による不当な差別又は偏見の防止及び根絶を目的とする
事業
十三
思想及び良心の自由、信教の自由又は表現の自由の尊重又は擁護を目的とする事
業
十四 男女共同参画社会の形成その他のより良い社会の形成の推進を目的とする事業
十五
国際相互理解の促進及び開発途上にある海外の地域に対する経済協力を目的とす
る事業
十六 地球環境の保全又は自然環境の保護及び整備を目的とする事業
十七 国土の利用、整備又は保全を目的とする事業
十八 国政の健全な運営の確保に資することを目的とする事業
十九 地域社会の健全な発展を目的とする事業
二十
公正かつ自由な経済活動の機会の確保及び促進並びにその活性化による国民生活
の安定向上を目的とする事業
二十一 国民生活に不可欠な物資、エネルギー等の安定供給の確保を目的とする事業
二十二 一般消費者の利益の擁護又は増進を目的とする事業
二十三 前各号に掲げるもののほか、公益に関する事業として政令で定めるもの
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