薪の供給体制構築に向けた検討会議(要録)

薪の供給体制構築に向けた検討会議(要録)
○日 時
平成23年1月13日(木) 14時00分∼15時20分
○場 所
郡上市役所本庁舎4階
○出
関係団体9名、事務局5名
席
大会議室
計14名
(事務局)会議開催あいさつ
部長 あいさつ。森林資源の有効活用を図るため、薪ストーブ普及・推進協議会を発足し
た。この協議会で提言をいただき、薪ストーブへの補助を検討している。今後、ストーブ
への補助により必要となる薪の安定的供給体制の構築を図りたい。
(事務局) 資料について説明
(1)
郡上市の取り組みについて
・・・資料 1
(2)
薪の販売について
・・・資料 2
(3)
めいほうもくもく市場実施状況について
・・・資料 3
[もくもく市場説明]
郡上市より委託された実証調査として実施した。この事業により、
副業として収入を得ることと都会との交流を目指した。明宝地区で山から間伐材を搬出し、
原木を売った。地域のおじさんがこの市場に出す。今回は明宝地区で実施したが、各地域
でこうしたことができることを想定した。原木の買い取り価格は、チップ材の価格を参考
にした。原木の買い取り価格は1㎥当り 3,150 円、販売価格は1㎥当り 3,850 円とした。
材は、スギとヒノキを取り扱った。
(長野県伊那市の薪ストーブと薪の販売店ディーエルディーを見学してきたので、現地の
状況とその仕組みを資料により説明。)
(事務局) 皆様から薪の供給体制についてご意見をお聞きしたい。
・
郡上市内のストーブ使用者は、自分で薪材を用意している。このため、都会の人たち
を対象にした供給体制を作りたいと考えている。薪の販売が事業として成り立つよう
にしたい。ホームセンターで売られている価格では高いので半分くらいにしたい。ま
た、地域の住民が作った薪を持ち込めるような場所にしたい。このためにも、公有地
をストックヤードとして利用できるようにして欲しい。供給体制をしっかりして、継
続して実施できるように考えたい。
・
こういったことはボランティアでは続かない、採算が合ってやっていくべきだろう。
安定的に供給できる体制は必要。ディーエルディーのやり方は大変参考になる。ガス
や電気のように使えることは本当によい。女性や高齢の方など体力のない者にはいい
と思う。郡上でもできるのではないかと感じている。シルバー人材などを使ってでき
ないだろうか。ストーブが普及すれば薪が売れるし、欲しい人も多くなる。また、薪
と同じようにメンテナンスをしてもらえることも大事なこと。
・
副業的に薪を売っている。ナラ材はピザ屋(名古屋市)に販売している。別荘の方も
欲しがる。地元の人はスギ、ヒノキでもよいと言っている。束にするのは手間がかか
る。多くかってくれる方には安く提供したいし、実際に安く販売している。
・
ナラ枯れになった木を薪にする事があるが、葉が枯れたら半年以内に伐って薪にしな
いと、菌が回って材が駄目になる。現在、3000束分くらい在庫がある。束にした
ものは、1500束くらいある。注文があったので、岐阜へ 1 束400円で運んだ。
このくらい貰わないと合わない。自分は機械を使わず手で作っている。このため、3 日
で100束くらいしか作れない。
・
販売先はピザ屋さん。8店舗と契約している。材は人工乾燥をしている。一般の人は
数件しか購入する人がいない。個人への販売はあまり考えていない。一般の方の需要
が増えれば、対応は考える。現在は、シルバー2人でやっている。また、端材を引き
取りに来た場合は、軽トラ1台1000円で販売している。用材にするため切り落と
した短コロは、チップ材に出している。
・
年間100㎥販売している。いつも使う人には安くしないと普及しない。針葉樹は安
価なので安定的に使えるようにしたい。
・
木遊館で薪を販売している。近所の人が作ったものやカタギリテックさんの物を販売
している。購入される方は、広葉樹を好んでいる。個人が出してくれた物なら採算が
取れる。また、別荘の方もよく買いに来てくれる。
・
広葉樹と針葉樹を欲しがる人を分けて考えたほうがいい。大きな売り方もあるが、小
さい地域で売ることも考えるべきでは。
(事務局)
公有地をストックヤードにすること、団体への補助、各地域の道の駅で販売
することなど、いろいろな考え方が必要になると思う。来年度、薪ストーブへ補助した
としてそれで薪の需要が急に増えるといったことはないとは思うが、皆さんのご意見を
いただきたい。
・
昨年開催された薪ストーブフェアは好評だった。この行事とは別に、時期・場所を決
めて間伐材を持ってくるような対応をしてはどうか。その場合に、軽トラ一杯にたい
して補助するようなことはどうか。この場合、受け渡しが不明確になる恐れがあるの
で、日にちを決めてそういった業務を委託するなどして受け渡しを確実にしては。
・
事業としては、ボランティアは難しい。需要が出てくれば対応したい。現在も、端材
を取りにこられる方が何人かいる。
・
主に広葉樹の薪を作っているが、高鷲のキャンプ場などにスギ・ヒノキのキャンプフ
ァイヤー用の薪?を売っている。
・
1.2m の丸太をキャンプ場に200円で買ってもらった。
(事務局) 割ってないものでも販売できるのか。又、本業の合間に薪を作っているのか。
・
冬場の仕事として行っている。
・
4t車1車なら、原木で配達するが薪の配達はできない。価格的に無理。
配送料が高くなってしまう。
・ 薪を欲しい人がどこに買いにいったらいいか分からない。各地域ごとに拠点を決めて、
ここに行ったら薪があるということを郡上市や都会の人に分かるようにすると、市場
規模が順番に大きくなるのでは。先程話の出た、道の駅などもいいのでは。
(事務局)
ストーブの助成をした場合、薪の販売先も紹介する必要がある。そうしたリ
ストを作成し市民の方にご案内したい。広報等で紹介することも検討したい。高齢化
などで自分で引き取りに行けない人も多くなる。そういった事もよく考えたい。
・
森林組合さんにお聞きしたい。以前、高鷲の土場に木が置いてありキャンプ場に売る
との事だった。今でも、そういったことはやっているのか。
・
そういった木があれば販売している。
・
一般の人は知らないのでは。
・
一般の人に販売した場合、正確に計量したものではないので量が少ないなどのクレー
ムがある。
・
本業ではないとは思うが、間伐などもやって見えるので市内全域でそういった事業を
やられるとよいのでは。
(事務局)薪の販売価格の話が合ったが、カタギリテックさんはどういった販売方法をさ
れているのか。
・
乗用車で来られる方もあるので、Kg で売っている。
(事務局) 薪の販売価格を市で調査したが、1束 250 円から 450 円だった。1束 300 円
では経営として成り立たないものか。
・
300 円で売っても、市外への配送料が高いのでお客さんには高い薪になる。
(事務局)
高山や長野ではカラマツが薪として売られている。皆さんのところでは松は
ありませんか。
・
材としては出てくるが、薪としは売っていない。
(事務局)
皆様には、来年度以降お集まりいただく事はないと思いますが、薪のフェア
などを行った場合ご協力をお願いしたいと思います。薪ストーブや薪の普及について、
皆様と協働で進める事ができるか課題ではありますが、市長が薪ストーブや化石燃料
を使わない社会に熱心ですので、そういった方向で検討したい。薪ストーブや薪材の
PR をフェアなどで行った場合、皆様のご協力がいただきたい。
・
薪作りは主な仕事ではない。冬の間の手間仕事としてやっている。郡上の業者がこう
いう木でこういう薪を作っていると PR して販売できるようにしたい。3年も5年も置
いておけないので、2∼3年で使うようにしてもらえれば業者も対応できる。
(事務局)
儲かる仕事ではないことは分かっているが、地域の環境を考えても薪ストー
ブは非常に有効なものですから、皆さんのご協力をいただき、薪ストーブや薪が生活
の一部にある郡上市として進めたい。
本日の会議はこれで閉会とさせていただきます。ありがとうございました。
(15:20会議終了)